FRENZ2019 ありがとうございました
ありがとうございました!!!!!!
そんなわけで今年も出展して参りました。前年に続き2度目!
そして今年は現地入りを果たしました。素晴らしい映像が流れれば終了後に感極まった声が漏れ、ネタが流れれば一斉に笑い、時には曲に合わせて手拍子も行われ…会場内の熱気とムード、最高でありました。やっぱこう、みんなで作ったもんを一緒に見るってのは最高やな!!
自分のようにネット上にも映像を上げてる人もいるので、とにかく確認してみて下さい。おったまげるぞ!!(1年ぶり2度目)
さて今回作った「Re member ?」なんですけども、登壇して語るには足りない程度に膨大な思いやこだわりを沢山詰め込んでいます。圧縮に圧縮しているというか。もっと語りたかったので、その詰め込んだものをここで吐き出していこうと思います。長いので目次を用意したぞ!(膨大)
0.テーマとした「うごメモはてな」と作るに至った経緯
1.曲について
2.「現実」と「夢」の境界の表現
3.キャラクターについて
4.UIや記号について
5.うごメモをツールとして使う技術的なお話
6.NEW GROUNDとのちょっとした関連性
0.テーマとした「うごメモはてな」と作るに至った経緯
まず事の発端は近いうちに開催される「BOFXV(個人制作音ゲーイベント。曲と映像と譜面を作り、コンテスト形式でポイントを集め競い合う。色々と強い人が参戦する)」のチーム発足でした。ここで組まれたうごメモ出身者による「うごくエモ調」というチームに私も入った訳です。
「うごメモ」と「エモさ」を掛け合わせたら何になるんだと個人的に考えた結果、全ての源流である「うごメモはてな」をテーマにしよう!という考えに至りました。どうしようもなく楽しかったあの頃の思い出と、それが惜しまれつつ消えていったあの瞬間を描く。これなら「うごくエモ調」の作品として合致する筈…!
そしてそれを表現するなら、映像もキャラクターも、果ては音楽さえも。全てをうごメモで固めていこうという方針になりました。
タイトルは「Re member ?」。読み方は「り めんばー はてな」。
・remember? (覚えてますか?)
・remember "?" (はてなを忘れないで)
・Re Member ? (再び、あのメンバーで、はてなへ)
というトリプルミーニングとなっています。我ながらこれよく思いついたなって思ってる。慢心を許してくれ…
1.曲について
今回もまた音楽方面で、同じうごメモ出身であるXibaさんの協力を得た訳でありますが、今回はただお願いするだけではありませんでした。
Playback "ZYX"
という名義での制作。頭のZYがZYES、後ろのXがXiba。ちょうどアルファベットを今回のコンセプトと同じように「遡る(Playback)」と、お互いの頭文字の連続になります。
その通り、今回は私も音楽方面に踏み込んでいます。具体的には作曲を担当しています。やったことは「メロディ」「ベースライン」「コード進行」を作ってXibaさんに投げるところまで。Xibaさんが当日の上映まで映像を見ることが無かったのは、大まかな骨組みを自作してしまっていたからなんですよね…!許してくれ…
さて、ここで少し音楽理論的なお話になります。
この音楽なのですが、様々なフレーズを盛り込んでいます。聞き取れた人もいるでしょうが、以下にその主要なものをリストアップしてみましょう
「DSi 起動音」
「うごメモ 起動音」
「うごメモはてなで、原作者欄を見ることで流れるスタッフロールの音楽」これを知る人は少ない
「イハン=メモラーのテーマ」劇中に出てくる悪役のテーマ。キャラ作者である熱湯さんの自作曲。
「サザンクロス もどき」棒バトといえばこれって感じの曲…っぽいもの。
「うごうごメモってはてなっと」オリキャラ文化の至高。みんなで作るPV、合作の源流。
それらを色々に組み合わせていった結果があのBGMでした。例えばサビにあたる部分ではこんな感じに。
途中の棒バトパートでは4種類のフレーズがどんどん追加されていくようになっています。
これを「いい感じにアレンジしてくれ〜(無茶振り)」とお願いしたら、Xibaさんもうまーくその意図を汲んでくれたアレンジをして下さりました。ご迷惑おかけした。許してくれ…
2.「現実」と「夢」の境界の表現
今作の物語はざっくり言うと「DSi触りながら寝落ちした女の子が、夢の世界でうごメモオリジナルキャラクター達と出会って、一緒に過ごした後に世界が崩れて目を覚ます」という内容です。
現実世界と夢の世界を表現する為には色々とやったことがあります。
まずは「現実世界と夢世界で使用するツールを変える」。現実世界では通常のお絵かきソフトを、夢の世界では実際にうごメモを用いて作っていますが、うごメモはてなはDSiのソフト。今回使ったのはうごメモ3Dなので「黒、白、赤、青しか使用しない」という当時の色数制限を適用させています。
そして「アスペクト比」のお話。うごメモは画面の縦横比が4:3なのに対し、スクリーンは16:9です。つまりうごメモをそのまま使うと左右に余白が生まれます。しかし今回はこれを逆手に取り、現実世界と夢の世界どちらにいるかを表現する手法の1つとして使いました。なお「右下…空いてるな…せや!」ということで、電波状態を示すアイコンを置いて、別れが近づくにつれて電波が途切れていく…という演出もやってます。
さらに音楽方面でもこの境界の工夫が行われてます。Xibaさんの協力により、「現実世界パートでは生音のみを鳴らし、夢世界ではドラムパートを8bir風にする加工や電子音を取り入れる」という加工がされてます。星のカービィ ロボボプラネットのEDと同じ手法ですね(向こうも機械の支配を解くと、それまで曲にあった電子音が一切無くなるという演出がされている)。でも最後の最後に「うごメモ起動音」を電子音で鳴らす。これは「今まで見ていたものはうごメモであった」という気づきを促す目的があって入れてます。
要はエモいと思ったので入れた。最終的に雑なのを許してくれ…
3.キャラクターについて
ここの項目を語るには、まずうごメモはてなの黎明期についてちょっと解説をする必要がありますね。
2008年のクリスマスに配信されてから、うごメモはてなには続々といろんな作品が投稿されました。しかしそこで問題となったのが「著作権」について。はてなから出された「著作権的に危ないのはダメ」という御触れに対し、「だったら自分で作ればいいじゃない」とオリキャラを作り、それがお互いのオリキャラを使って交流していくという文化を形成していきました。ここに私も便乗させてもらってた訳です。
そのオリキャラの提唱者となったのがこの「うご子」@ペキンさん さん
身体がメモ帳という女の子。大きな?の髪飾りと、胸元のカエル(ど根性)も特徴。背中側の表紙がマントのように靡くのがお気に入り。
そして「うごキャラ」@スカイ さん
三位一体なマスコットキャラ。左の画像でそれぞれウゴマル(真ん中)、メモリン(右下)、メタボン(左下)。メタボンなのはちょうどメタボリックシンドロームが流行語になった頃だったから?
だったのです。この二者は当時の運営からお知らせとして取り上げられるほどの反響を呼びました。
そしてこれに追随し、才覚と技術を持つ人たちがキャラクターを作って公開します。また、他の人のキャラクターの設定を引用して、似たキャラを作って仲良くさせるといったこともされました。
「メモ子」@とまとぴゅーれ さん
うご子と同様に「身体がメモ帳」の設定を持った子。ドリルツインテール、ツンデレというお嬢様気質な子。身体がメモ帳のキャラは多数いたが突出して人気だった。かわいい。
「アフロ & モコモコ」@イノウエ さん
上半身裸体!筋肉!アフロ!オリキャラ文化の中で強い存在感を放っていたキャラ。モコモコは遅れて発表されたキャラだが、紹介メモでは勢いよく上に飛んでメメタァな効果音を発してアフロが召喚されていた。実はこの紹介メモを作中でオマージュしている。
「棒人間(バンレンジャン)」@けんじさん
「遠くから棒人間に見えるほど細身で、戦えるキャラ」として考案された。カッコイイ、簡単に描けるというのが当時の中高生らを魅了。「棒人間族」と呼ばれる似たキャラがドンドン生まれていったが、その流れは当時のZYESが同じ設定で作った「黒黒」というキャラが原因かもしれない。
そしてこうした人らの関わりを見て追随したのが当時の中高生たち。うごメモの機能や思想、いい奴がいるなら悪い奴も、といったように自由な発想でキャラが生まれていきました。
「イハン=メモラー」 @熱湯 さん
「悪いキャラがいてもいいじゃない」的な発想でできたキャラ。うごメモはてな上で「違反行為」とされる概念を取り込み、戦闘技として会得し強くなる厄介な敵役。悪事より他の悪役キャラとつるむことが多かったような気もするが、悪役の日常は安定して面白いので仕方がない。
「ガルテス」@山下諒 さん
キャラ作者の長編ストーリー企画で登場した悪役のおじさん。「触れた者をメモ帳に封印する」という力を持ち、緊迫した物語を展開させていた。物語外では悪役同士でよくつるむことが多く、特に上述のイハンとはよくウマが合うそうな。
「きい太」@ユウゴ さん
うごメモはてなで「他人の編集を禁止する」鍵マークから着想を得て作られたキャラ。本質が作品を守るものであり、男の子だったりということで戦闘もこなしてくれる。彼に限らずうご子のような「身体が物体でできているマスコットキャラ」はかなり多くの種類が作られている。
「プレスドン」@れん さん
身体が岩石でミイラのような見た目のキャラ。マスコットや棒人間、人間だけがキャラクターではない、自由な発想からできた彼もまた人気だった。たまに放つ「倍数」という単語は某キーボードクラッシャーから拝借している…らしい。
ちなみに今回は出てませんが、この時代に私の初めて作った子がこの子です。
「きの」@GrayStar
身体がフィルムで出来ている女の子。編集(フィルム)、ペン、トーン、消しゴム(内蔵)、音声(ヘッドホン)と、編集機能を元にデザインしている。GrayStarとして最初の作品がこの子の紹介メモだった。
いわゆる一種のアバター文化のようなものですね。沢山作り、沢山の人と交流しようとする。それがどうしようもなく楽しかったのです。今回映像にできなかったキャラクターや製作者の方はまだまだ沢山います。膨大すぎて全てを出すのは不可能なほどに。
なお今回、このオリキャラ達を使わせてもらうにあたり、作者の皆様方に許可を取りに行きました。皆さん快諾して頂いて感謝の限りであります。返答のない方や連絡のつかない方もいらっしゃったのですが、作品に外せない存在であると共にフリーキャラということで、勝手ながら使わせて頂きました… 許してくれ…
あとはうごメモのサンプルメモにいた「うごメモ番長」「ドロップキックする、されるタイツ」「スケボーに乗ってる猫」「体を掻く黒いやつ」なんかも出演してます。勝手にやりました。任天堂許してくれ…
それと棒人間関係でもきちんとキャラクターはいます。
棒人間ネタメモの原点にして頂点である「たぁくみ」さんをご存知でしょうか。あんまりにも人気すぎて、運営から個人作品投稿のお知らせ号外を出された唯一の人です。レジェンド。
「ボウニンゲン」@たぁくみ さん
「ハエvsボウニンゲン」何にでも挑んでぶっ飛ばされて爆発して負ける、マッハの勢いで行われるそれがとてつもない人気を誇っていた。
今回は場面転換の演出として、ボウニンゲンがカッ飛んで爆発するお決まりのシーンで使わせてもらいました。気づいた人はどれだけいるのか。
そして棒バト界隈における伝説存在、「黒のボス何人部下持ってんのよ」から「黒ボス」も部下を従えての出演です。
「黒のボス」@100% さん
実際に「パラパラ漫画」と言われると多くは棒人間を描くもので、うごメモ黎明期にも棒人間を動かす人は沢山いました。でも「棒バト」として驚異の伸びを記録し、最も見られたものはこれしかないでしょうということで。
ちなみに「対象をメモ用紙に封じる能力」を持つ悪役、ガルテスにより召喚されている…という設定です。
それと今回の主役を務めた女の子についても。
これは今回私がこの作品を作るにあたって、新しくデザインした子です。名前は「崇動べにこ」。
この子には元ネタとなるものがありまして。
「Sudomemo」という、うごメモはてなの再現をして、DSiうごメモからの投稿環境を整えるという謎技術を駆使した海外サイトがあります。サイトもちゃんとあります。すげえ懐かしい。https://www.sudomemo.net/
そこのマスコットキャラクターである赤い狐の「sudofox」の配色を、この女の子の夢世界のアバターに使っていたりするのです。名前も
崇動… sudo
べにこ… 紅狐 = fox
ということです。ちなみにこれ特に連絡なく勝手にやりました。許してくれ…
4.UIや記号について
右下に出続けていた電波マークを筆頭に、うごメモには色々なUIや記号が使われていました。ここではその一部を取り上げ、時にはドットを目視して手打ちで再現したりして、動画の中で用いています。以下はその例。
「メモサイズ」棒バト作者の宿敵
「ロックマーク」鍵をかけて他の人の編集を無効にする機能
「電波表示」上画面の右下をずっと占領するため、そこに描かれた内容が見えなくなる欠陥があった
「星」いわゆる評価数。色付きは基本有料でレア
「子作品マーク」誰かのメモを改変するとつく記号。
「ギャラリー画面」みんなの投稿は3×2で6作品ずつ見れる。3Dも同じ仕様
「チャンネル画面」いわゆる公式タグ機能。タグからメモを探すこともできた
そしてもう一つ。うごメモはてなには3Dと異なり「文字打ち」ツールはありません。じゃあどうするかというと「ドット手打ち」でこれに対応していました。縦7ドット、横5ドットの大きさでアルファベットを作って字幕にするとかよくやってた。今回はあえてこれを使うために、わざわざ手打ちで作ってます。そんでそれがタイトル画面そのままになっています。
ちなみにこのハテナマークは、塗り機能の1つであるハテナブラシのドットを手打ちしてます。
あとはついでにここに書かせてもらいますが、時計が0:00を指して空が割れていく時、数字の列があったと思います。「201305312359」ですが、やってた人なら分かる。2013年5月31日23:59、うごメモはてなサービス終了1分前の時刻です。0:00になったら即電波途切れるのでは?というツッコミは…その…許してくれ…
5.うごメモをツールとして使う技術的なお話
棒バト畑の人からすると普通だと思いますが、「作画にうごメモをマジで使いました」って言ったら「マジかよ」「驚き」「執念だろこれ」という反応が多かったのが新鮮でした。まだ使えるもんなあ仕方ない
てなわけで今回どんな方法で使っていったかということについてもここに書きます。
使用したツールは
「うごメモ3D」…作画と素材制作。大部分はこれ
「Aviutl」…全体接合やエフェクト、音声合成など。これを使いこなす必要があった
「イラストソフト」…主にprocrateとAzPainter2。前者は現実世界パートの作画、後者はドット素材の加工。
これさえあれば今回の映像は作れます。
実際どのようにしていったかというと
①うごメモで作画を行う。この時、背景を緑色で塗り潰しておく。
②gifアニメで出力。AVI出力と比べてドットが劣化しないため。
③Aviutlにgifを読み込み、緑色をクロマキーで抜いて背景を透明化。
④うごメモで作った背景素材を後ろのレイヤーに挿入し、動きをつける。
⑤エフェクトの類を追加。
という手順でした。うごメモで作る段階で背景を塗りつぶしておくことで、透明化させたものを動画に使えるようになります。これをループさせるのも手。背景素材についてもうごメモで作ったものは単色背景にしておくことで、多重背景を作ることができます。
また、今回はAviutlの方で「パーティクル」という機能も使っています。平たくいうと「指定した画像や3D物をランダムに散らせる」機能ですが、この散らすものもうごメモで作った透過素材です。
こういう特に意味のないものを散らします。
今回は240〜360ページのメモを5つに、透過素材用のメモ1つで6つほどのメモを作り、合成しています。総ページ数は1440ページくらい?だいたいコピペ。
そしてそのうち1つは「棒バト合作」となっています。先述の「うごくエモ調」メンバーからあるしくん、えくしいさん、Xibaさん、わしの4人でメモを回してがっつり合作にしました。オンライン機能は失われたので、内部データを吸い出してdiscordなどでやり取りする手法が生み出されてます。棒バト界隈でやり始めたのは多分おれです。やっぱり執念の塊じゃねえかお前!
ここでは「背景使わないでね」という指示を出してあり、自分が完成させた際に背景に緑を入れて素材化…ということをやっていました。
「単色背景」を筆頭に、まだまだうごメモは工夫のしがいがありますね。動画編集ソフトとの組み合わせで無限に使えるのではないでしょうか。執着心を許してくれ…
6.NEW GROUNDとのちょっとした関連性
これは去年公開した「NEW GROUND」との関連性もあるにはあります。
単刀直入に言ってしまうと
NEW GROUND
Re member ?
全く同じデバイスが登場しております。Stickman Combert Combat Systemだったかな?対象を「棒人間」を模したアバターへ変換して、戦闘能力を持たせるものです。
今回は主人公の女の子がこれを使用し、棒人間へと変身しています。ちなみにこれを持ってきたのはバンレンジャン、という設定。後ろで「行け!」と言わんばかりに指を立てているのはそのため。
なおこの棒人間形態から戻る時の表現は「NEW WAVES(棒人間ではなく人間そのままのフォルムを、影絵にして二次元軸上で動かす手法。Madさん提唱)」を意識したものになっています。こうやって使う方法もあるんだ、って言いたかったのよね
今後何か映像を作るとき、またこのデバイスが出現してくるかもしれませんね。(設定の使い回しを)許してくれ…なんとなく許してくれ…
さてさて語りたいことはこのくらいでしょうか。なげえ!!レポート課題よりなげえ!!
締切に追われて詰め切れなかったところもあり、もっと良くできたなという所も多々あります。更にこのFRENZという会場、周りが激ヤバクオリティだらけで見劣りしてしまう〜〜とめちゃくちゃに不安だったのですが、FRENZ_JPのハッシュタグを追ってみれば、良かったという声が聞こえて安堵の限りです。いいねの絨毯爆撃しました。許してくれ…
願わくばまた出展していきたいですね。今回会場入りしたけど、想像通りかつ想像以上に楽しむことができました。みんなでワイワイしながらやる上映会はやはり楽しい!それにほかの映像作者さんの語りを聞けたというのも大きい。天才の所業かよ…というのもあったりして、非常に面白い話が聞けました。
今後は先日の大規模オフで発表してしまった新作だとか、一年くらい音沙汰のないdojo参入とかを、最近ハマってるVRChatで培った技術なんかを動員したりして色々作っていく予定です。普段めっちょん忙しいけどやっぱね、映像制作っていいなって思うわけです。
あの時夢中でやってたうごメモでの精神を"忘れず"に、頑張っていこうと思います。
アディオス、アミーゴ!