不定期日誌はいろすた

スーパー気まぐれ更新

ワールドうごメモギャラリー終了お疲れ様でした

はてなからWUGまで脈々と継がれてきたモノが終わりを迎えました。

いやもう悲しいとかそういう以前に「感慨深い」の一言に尽きる。なんせ中学生の頃からやってますからね。はてなブログはてなダイアリーを漁ると当時中高生のおいらの文章が発掘されます。やめて見に行かないで

 

さてこちらのgifはうごメモ終了に際してクソ突貫工事で描き上げた代物です。999ページぶちこんだのって何気に初めてだったりする?

     f:id:graystar445:20180404020541g:plain

今でこそ棒人間を戦わせる作者ですが、もともとはオリジナルキャラクターを作り、それらの「うちの子」をもって他の作者と交流するスタイルでした。なので結構な数のオリキャラが存在します。代表的なものをピックして詰め込んだらえらい苦労した。

折角だしここで出してるキャラを作った当時の絵を引っ張り出すなどして思い出話を綴ることにします。黒歴史を暴いていけ…!

 

 

最初の灰色の野郎はgraystarの時からの自分キャラ。2009年時点でこれなので8年くらいデザインはほぼ変わらず。足は描くの面倒なので胴体を無限に伸ばして画面外に送る強引な手段を取る。ちなみに(G A S)は2011の頃から。最初は毛量が多かったけどやっぱ面倒だった。シンプルイズベスト。

f:id:graystar445:20180404024717g:plain  f:id:graystar445:20180404033354g:plain2009と2011。

最後の方で出てくるのが新規自キャラと(G A S)の女の子版。女の子版は今でも結構描くけど自キャラは多分あんまり使わないと思われる。面倒だし。オフィシャルな場面ではこいつを出張させようかなあと思案中。

f:id:graystar445:20180404033902j:plain 比較的最近の絵。理想ばっか描いてる

f:id:graystar445:20180404033942j:plain 同上。雑多な落書き。

 

お次は何やら2.5頭身くらいの子が大量に出てくるが、最初の子こそおいらが人生で初めて世に出したオリキャラ。 名前をきのという。

f:id:graystar445:20180404035236g:plainこれが初メモ。棒人間じゃなかった(2009年2月ごろ)

うごメモのツールに擬えたチカラを持っており、似たようなチカラを持つ12体の自キャラをまとめて「U`s(ユーズ)」として出していた。あんまり描いてなかった。

f:id:graystar445:20180404035346g:plain

「描く機能」「レイヤー他」「範囲選択編集」「設定」「コマンド」「普通筆箱」

「ロックマーク」「お知らせ」「チャンネル」「はてなスター」「利用規約」「メモ」

確かその辺りをネタにしていたハズ。考えてる時が一番楽しかったのでしょうがないよね。漸く全員動かせたよ…

うごメモ開始当時「著作権の絡むモノはダメだよ」というお触れを公式が出してしまった為、「じゃあオリジナルのキャラを作ろう」という動きが起こり、空前のオリキャラブームが巻き起こった。「うご子」「メモ子」「うごキャラ」などと、マスコットキャラ的なもののウケが良かったのでそれに便乗した形になる。結構使ってもらえて嬉しかったのよ?

 

 お次は棒人間。二体のキャラが擬人化まで出てくるがこれもかなり初期。名前を「黒黒」「白白」。「遠くから見ると棒人間に見えるくらいの細身」で兄妹。

f:id:graystar445:20180404040052g:plainf:id:graystar445:20180404040241g:plain

クソネーミングセンスの権化。だが分かりやすいのはいいことだ(赤面)ちなみに2009年の絵。

うごメモを始める前からノートの端っこに棒人間を生み続けていた人間だったので、こいつらの紹介メモではこいつらを戦わせた。どうもそれがウケたのか、上記の「きの」より引っ張りだこになっていた模様。やっぱかっこいい方がウケがいいらしいっすね?

上記のオリキャラブームの中で「戦う奴がいたっていい」という考えよりけんじ氏から「バンレンジャン」というキャラが出された。その設定が「遠くから見たら棒人間に見えるくらいの細身」で「黒いコンバットスーツを着用」しているというもの。中2俺氏、またもや便乗しキャラを作る。だがこれを境に当時中学生かそこらの中堅オリキャラ作者がこぞって棒人間のキャラを生み出すブームが起きたっぽい。火付け役だった可能性…?

 

その次は赤い目など単純な図形としてしか出されないが、これも実はオリキャラ。名前をヴィクレイマ。

f:id:graystar445:20180404041229g:plain刮目せよ!!これが厨二病ネーミングセンスだ!!

白髪もっさりのおじいさま。瘴気を糧にパワフルに動き戦うじじいである。ピクトグラムっぽくしか出演しなかった気分はどうだ。オラオラ。後に名前が「ヴィクレイマ」まで短縮されるがそれでも長い。

オリキャラブーム真っ只中で各々のオリキャラをかき集め、ちょうどスマブラX亜空の使者のように物語にするのも流行った。当然おいらもやったが、悪役を作る必要があったので拵えたのがこのじっちゃんだったのだ。

f:id:graystar445:20130505030816j:plainf:id:graystar445:20130505031800j:plainf:id:graystar445:20130505031952j:plain

親玉なので部下がいる。それがシルエットだけで出てくる右の二人。「サルヴィーナ」と「クローチ(画像の名前は間違い)」。メイドさんであるがもともと瘴気を食って生きる巨大な虫。有事の際はモリモリと虫が体から湧く。
前述の通りオリキャラ物語もブームになったので悪役にもブームが発生。その先駆けとなったのがギルザード氏の「イハン=メモラー」とおやっさん氏の「ガルテス」。物語の更新が途絶え悪役同士を絡ませたり悪巧みさせて何もしないまま終わったりするのが通例となったのだった。お前ら本当に悪役かというツッコミが最高に面白かったのでおk。ちなみにこのお二人とはまだちょっとだけ交流があります。

f:id:graystar445:20180404043134j:plain左がガルテス、右がイハン。画風がPPTPなのはガルテスの作者さんが8bitパートの監督やったその人だから。ビッグになりすぎでしょ…?

またメイドさんキャラにもささやかなブームが起きる。オリキャラ作者とは貪欲なものである。こちらもメイドの本業ほっぽりだして狩りに出かけたり山にでかけたりと好き放題。同業者との絡みやカップリングを眺めて楽しんでたからねしょうがないね。

 

その流れから火のエフェクトより出てくる六体のキャラは「思念体」という種族に沿って作ったもの。感情やうごメモに起因するモノを軸とし、それを元素として生まれる。体の一部(大体は下半身)が霊体のような構造になっているのが特徴。 

f:id:graystar445:20180404044131g:plainf:id:graystar445:20180404044140g:plain

f:id:graystar445:20180404043948g:plainf:id:graystar445:20180404044201g:plain

f:id:graystar445:20180404044210g:plainf:id:graystar445:20180404044219g:plain

アルカナム氏イラスト担当の「思念大全」より。100を超える公募された思念体キャラが全てまとまっている。すげえ!

うちからは「空虚(作品では誤って「虚無」になっている)」「強情」「喜楽」「憎悪」「強情」「懐古(ポーン氏との合作)」を提案させて頂いた。ちょっとデザインが違うのは制作当時これだけ手元に資料が無く記憶を頼りに描いた為。すまねえ。

 上述の悪役「イハン=メモラー」がその思念体の先駆け。思念体という種族を開放し自由に作ってねとなったのは結構後のこと。オリジナルの中のオリジナルなので、最初の火のエフェクトで一瞬だけ彼のシルエットが見えるようにしてあります。気づいたかな。

 

 その後は恐らくみんなご存知、カイゾウサレシモノから二人。Drコピロンとレイヴント。原初のコレ知らんという人もそろそろいるのかもしれない。7年前やし…

f:id:graystar445:20180404045724j:plainf:id:graystar445:20171018194239j:plain

作中のシーンと同じ構成なんだぜ!ぜ!

予告編と本編の形をとり、ただの棒バトに物語を付随するスタイルはこの頃から始めた。本編作ってから「これ予告とかで物語つけたら面白いんじゃね?」と思ってやったり、本編がその時主流ではなかった24fpsだったりと色々新しかったのかもしれないがめっちゃ伸びた。研究施設脱出編とか続き作ろうとしたけど気力が持たなくてやめた。そしてコレを境にオリキャラ作者の方が兼業になっていったという。まあ棒バトもあんまり作らんかったのだけど!

ちなみに当時の棒人間バトル情勢は100%氏による「黒ボス」がぶっちぎりで伸びていたうごメモ棒バト黎明期。とんでもない伸び方をしており、その名前は海外版うごメモにも周知されたほど。似たような作品が色々と出てくる中で違った形の作品として一石を投じる形となったのかも知れない。

 

次は兎耳の黒棒人間フォーズと、熱・電気を纏う棒人間ジェン。

f:id:graystar445:20180404031745j:plainf:id:graystar445:20180404025814j:plain

棒バト作者らしく棒バトを作ったのがこいつら。飽き性なので物語としての続編はやっぱり出なかった。ただしフォーズは3DSの「ACP」で主人公として電撃復活を果たしたので、きっとジェンも復活してくれるやろ…させたい…

フォーズを作った(2011年初頭くらい)のが大体棒人間を色々する企画「ナイツロード」を発見した頃。規定上「自分の主役となるキャラを加入させてね」「ただし世界線、次元的にはここが終着点なので、元の世界には帰れないよ」というまえがきを見た俺氏。黒黒やKBNは独自の世界観から外せないので、ここは新しく主人公を立てればええやん?という考えから彼を作りナイツロードへ参戦した。しかしやはりというか、あんまりメモは作らなかった。能力は過去、悪役として登場した棒人間のものを再利用している。故にダークヒーローてきな位置づけ。

一方ジェンはかなり後期の頃(2012年8月辺り)。この頃stickpageというflashで作る棒人間バトルを集めたサイトを見つけ、これをうごメモでできないか?という試みからまた新たに新キャラを立て「A-STYLE」を提唱。某航空会社A●Aのショップではない。第一弾のみで終わったものの、この後もある程度のストーリーが続く予定ではあった。彼が出てからSKY氏、もといRainStar氏との合作にもこいつを出させてもらったりと、半期くらいはメインキャラ的な立ち位置だったりする。

 

そしてその流れから出てくるオリ棒スタイルの女の子は、ストーリーシリーズ「MSH-カイゾウサレシショウジョ」の子。メィテルという名前だったがミューリに改名した。

f:id:graystar445:20180404031903j:plainおじさんのやるストーリーもの…あっ(察し)

当然のごとく(?)打ち切り終了しました。0話と1話で飽きる根性の無さ!一応レイヴントのお話の外伝なのでvsΔあたりに繋がるっちゃあ繋がるのだが。まあ絶対必須な物語でもないので…

【あらすじ】とある研究施設から数多のロックを捌き脱出を図る若い研究員。彼は被検体となっていた女の子を連れ出していた。彼を止められず為す術のない状況を一人の男があざ笑い言う。「少しだけ様子を見てみよう。逃げ切れる事は絶対ないから」。若き研究員と女の子の着いた先は街から離れた荒野の廃村。そこで彼らはある人物に出会う。少しの時間を共にする中で、三人はそれぞれ様々なものを得ていく。

そんなお話。気が向いたら小説にでもしようかなとぼんやり考えている。

おおよそ2011年3月くらいの作品。確か当時はサイレント氏の「WHITESTORY」などを筆頭としたオリ棒の冒険物語が展開され興隆を極めていた頃。便乗大好き俺氏はやっぱりこれに便乗して新しくやり始めたのがこれ。元が棒バト作者のため作中の棒人間をやたら動かしたら、他の作者も動かす頻度がちょっと上がった記憶があったりなかったり。自意識過剰かしら。

 

で、ここからは多分みんなご存知。vsΔの予告編、本編からテリジオ、ハルクス、ルーティの三人。

f:id:graystar445:20180404031947j:plainf:id:graystar445:20180404031958j:plain

f:id:graystar445:20180404032008j:plainf:id:graystar445:20180404032018j:plain

構図もそっくりそのまま。ハルクスはこの頃髪の毛を結っていない。

あとは使える色の数の関係でΔの色は赤だった。なので赤から緑に変わる描写がある。vsθで4年ぶりに突然の復活を果たすのは俺が一番やりたかったことなので、それをできたことは物凄く満足している。

このvsΔが生まれた経緯がNEWWAVESを提唱しているMadAngelさんによるリメイク「Re:GSage」の完成度に惚れ込んだから。「まだまだレイヴントいけるやん!俺も新しいの作ろ!」「でも相手どうすっかな、こいつ最強だからただの敵じゃ成り立たんわ」「せや!同じ能力もったKBNにしたろ!」という流れ。Madさんがいなかったらこの作品もソレ以降の作品も生まれていなかった可能性があるのだ。様様である…

故に彼に無駄金を払わせ人の金で焼き肉を云々と言った彼は許したくないです。覚悟決めろ。

 

以降は3DSのマークが出るので、ここからうごメモ3Dに移行。最初は「オリうご企画」に提供した女の子三人組、ふうな、みど、きのの三人。

f:id:graystar445:20180404032611j:plainイラストはエンジソンさんのものを拝借させていただいております。めちゃカワ!ありがとう!

真ん中(ふうな)と右(みど)は新規だが、左の子(きの)は最初のキャラの転生した姿。名前はそのまま、服のデザインも少し似通っている。この辺ちょっと複雑な設定を盛ったが公開する機会はなかった。未練ばっかだなお前んとこ!さらにこれに加えてあと二人くらいいる。

オリうご企画とはポーン氏(ビショップ氏)による、「はてな原初から続くオリキャラ文化を企画ものとして、3Dでもみんなで発展させよう」という試み。企画説明メモや色々なデザイン、設定の方で少し関わらせて頂いた。結局自分からオリうご企画に関する作品を出すことなく終わってしまったことが本当に心残り。想像するのは物凄く楽しかったんだけどね…申し訳ない…

 

 その後に出てくるのは…これも3D初期。実際に見てもらったほうが早い。「Tredy Stick Human」シリーズから棒人間三人衆。

f:id:graystar445:20180404054604g:plainpart3は皮肉を込めたギャグ。描いててたのしい。

 主人公の白いのはお調子者のスケベ、リボンをつけた子は実力派で武力行使派、黒い単眼はそれなりに捻くれた性格。棒人間ネタ「カーチャン」とのコラボ動画もやったりしたがネタ切れで打ち切り。今ならなにか作れるかもしれないな?考えてみます。

元ネタは海外のFlashゲーム「henry stickman」。ここで出てくる棒人間の表情デザインがまんまこれ。向こうの主人公は盗みを働くが選択肢次第で色々なルートに入り、多くは不幸な目に合うというギャグテイストな仕上がり。主人公が痛い目を見るのも継承されていたりする。流石に似過ぎなので続ける場合はなんか工夫したほうがいい感。

 

 あとはみんな知ってるであろう3Dでの棒人間バトル三作品。「ACP」と「ALPHA KBIGHTS」からインカー、KBN-Z、KBN-Θ。

 f:id:graystar445:20171018194331j:plain

コイン数20000超、コメント数999超。ありがとう

f:id:graystar445:20171018195213j:plain

3年ぶりに復活したレの字がKBN旋風を巻き起こす

f:id:graystar445:20170629163750j:plain

Δも帰ってきた

一作品ごとの期間が開きすぎているがその分一作品ごとになんかしら新技術を盛り込んでくるスタイル。全部一年以上の期間が空いているのは単純においらに根性が無く、飽き性だから3DSに触ってなかっただけである。もっと色々作っときゃなあ…と今でも思う。これからも続けていくつもりなので、youtubetwitter、ニコニコなどで今後共ご贔屓によろしくおねがいします。

 

 

以上がラストメモで盛り込んだもの一覧。ここまで読んでくださってありがとうございました。

自分にとってうごメモというのは青春を彩ったものであり、自分の実績であり、自分を確立するうえで外せないものでありました。オリキャラを通じて色んな人と楽しく交流したり、棒人間を動かして評価を頂いたり。これ無くして今は無い、と言えるくらいには夢中にやりこんだものでした。その流れで身につけた「映像を作る」ということは今では自分の特技だし、それを活かして某所に助力させてもらったという所も色々とあります。うごメモ固有のサーバーは無くなったものの、作品を公開する機会はなお失われていません。これからも自分を発信し続けていく所存です。

 

 

 

最後にAND MOREの一場面について、それぞれのタイトルを予告して終わりとします。

 

ACP2「FORZ vs PELL

ALPHA KNIGHTS #04「Attack of

 

2018年公開予定(どうにか頑張ります)!お楽しみに…!

 

【追記】2018/4/4

ちょっと加筆しました。主にレイヴントやフォーズ、ジェンが出た辺りの周りの情勢について。あ~~~という人はいるかもしれない