NEW GROUND制作うらばなしと、今後の計画とか
!!FRENZ2018お疲れ様でした!!
いや現地には行けてなかったんですが、現場の雰囲気はTwitterのタグ検索で追わせてもらいました。トレンドタグ2位とかマジかよ。いいなあクッソ楽しそうだった… アニメ研でも上映会が一番の楽しみだった人間からすると今回行けなかったのが物凄く悔やまれますね…次回ももし参戦するなら絶対行きたい。参戦しなくても行きたい。鴨ロース食べたい。
イベント参加の背景
棒バト畑出身の方向けに説明しますと、このFRENZというのは物凄くざっくり言えば「色々な作者の完全新作が公開される生上映会」。感覚的には棒バトランキングに近いですが、"作品は全て完全新規"、"自分の足で会場に出向き"、"大きなスクリーンに映像を投影して"、"みんなで酒や鴨ロースを並べてワイワイやる"というなんとも楽しそうなイベント。みんなご存知な音ゲーの音楽に映像を付けている人も参加してくるので、流れる映像のクオリティが総じて凄まじいことになっています。気になった人はYoutubeやニコニコ動画でFRENZで検索だ!おったまげるぞ!!
おいらも音ゲーのイベント(BOFやG2RなどBMSのもの)で投稿される新曲に、タグとしてくっついていた所からこのイベントを認知したクチです。最初はそんなのがあるんやな~って程度だったんですが…
Xiba「3DS復活したので合作やりませんか」
ZYES「いいよやろうぜ(快諾)」
Xiba「ウオオオオオオオオオオオオオオ(鼓舞)」
というやり取りが4月あたりにあり「そういやXibaさんは音楽方面を頑張ってるんだっけか」という認識と、公開されたFRENZ2018のサイトをみてイケナイ事を思いつく…
(一回ツイート全部消し去ったのでログから引っ張ってきた)
で、このやり取りから本格的に参戦を決定し、おいらが映像を、Xibaさんが音楽を担当する形で進められていったのでした。
さて作るのはいいとしてそこには双方に大きな問題点が。
ZYES:うごメモじゃ割りに合わないと判断しAnimateCCを使うことに決めるものの、機能も熟知していないほぼ初見の状態で挑むことに
Xiba:リクエストされたジャンル「ハイテック」「ハイテックフルオン」は作ったことが無い、幸い音源サンプルはあるものの自信はあんまりない(本人談)
お互い初となる試み、故にNEW GROUND(初心者)
そんなこんなで困窮を極めつつも、7月あたりには音楽が渡され、8月いっぱいを映像制作に費やしなんとか完成させたというのが件の映像になります。実働期間ほぼ一ヶ月。締切があると人間は動ける(真理)
ただ最終締切付近は連日のようにユンケルやらリポDやらを飲み干し、徹夜で作業してPCの前に齧りついて寿命を削っていたので身体にはとても悪い(自明)
作品の内容について
映像は寂れて明かりもない街に、二人の人物が邂逅する所から始まりますが、その手には強く光る模様をあしらったデバイスが握られています。
うごメモ勢ならピンと来るでしょうが、あのカエルです。
ちなみに一番最後の円形HUDの中心にも同じような模様が出てます
デバイスの正体は「Stickman Combat Convert System(仮)」、素の人間を「棒人間」のアバターへと変換するモノ。また複数で起動すると周囲一体を戦闘向きの電脳空間へと置き換えます。
この力を使って、寂れた街はサービスの終了した「うごメモシアター」「うごメモワールドギャラリー」を彷彿とさせる緑色を基調とした世界に置き換えられます。街はあの頃の幻想を再び纏うことに。
邂逅した二人はかつて「バトラー」として名を馳せていた人物であり、ファイトネームは「GrayStar」と「Discharge」。モーショングラフィックスもどきのところで現れたアレがそう。
(Discharge側の画像が修正前なのは許して)
GrayStarはZYESの旧名義、DischargeはXibaさんの旧名義。ロゴデザインっぽいのもやりましたがまさかこんなところで使うとは思わなんだ。
モーショングラフィックスもどきは「観客席」「シアター/ギャラリーの空間」をイメージしたもの。なのでうごメモで作った映像をそこら辺に浮かせています。ちなみに全部おいらがワンドロで拵えていたもの。一つ10秒もありません
「なんで全部アニメにしなかったの?」という質問はめっちょ痛いんですが、理由を挙げると「せっかくなのでやってみたかった」。Aviutlいじくり倒してどうにか作りましたがこれもほぼ初めての作業。というか効果付けるのとかAviutlで殆ど全部やってるしAviutlの本懐を見た気がする…
上記の通り、この制作は様々な「初挑戦」に塗れたものであって、今までと環境の異なる「新天地(NEW GROUND)」へと足を踏み入れる契機でもあったわけです。
AnimateCCやAviutlをフル活用して動画を作ったのも初めて、ハイテックを目指して音楽を拵えるのも初めて、映像でもって大きなイベントに参加するのも初めて。そんな右も左も分からない状態でしたが「この作品を、これからの新天地における始点としてやろう」という思いを込めています。
「在りし日の幻想と飛び交う閃光が、僕らを新天地へ誘う」
(FRENZエンディング用にXibaさんに描いてもらったイラストです。カッコイイ!)
今後の計画
実はこの作品をわざわざAnimateCCで作った理由は一つではないんです。
まずAnimateCCは名前こそ違えど、中身はFLASHと大差はありません。そのFLASHで棒人間を動かしている愛好家が集まる所があります…
そしてこの作品で出したロゴマーク、前に別のキャラで作ったものがありましたよね…
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ACPを今回のスタイルで再構築してhyun`s dojoに参入しようと思います。
ロゴマーク既視感の正体
スタイルを一新して「VIP(観戦席)版」として作るので、このインカーとの戦いから作り直す予定。元よりPVに近い作りなのでこの作風には合うと思っていたんですよね。SCCSデバイスも元はACPの設定、ロゴマーク演出もコレの予行演習も兼ねたものだったりする。
なにせ2013年から続編の構想案を5年近く練ってるんだ…AnimateCCの操作は基礎は抑えた、後は作るだけです。それが難しいんですけどね!!締切を設けていけ(自殺行為)
現段階ではうさぎボーイの戦う相手を数人ほど自分で拵えてしまっていますが、それを消化できたらStickpageやdojoで有名な棒人間ズとのバトルも作ってみたいなあとも思っていたり。
勿論KBNの方も続けていく方針ではあります。しかしこちらはうごメモで続ける予定。手書きでチョイチョイ修正できるのは、形が自在に変わるKBNを描く上では便利なことこの上ないので…こちらも進み次第情報はいろいろ小出ししていく予定です。気長に待っててくれ~!
"NEW GROUNDは始まりに過ぎない"
…が実現できたらいいな~と思ってます。ご拝読ありがとうございました!