不定期日誌はいろすた

スーパー気まぐれ更新

近況報告

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https://twitter.com/studioHAIROSTA/status/1127944909271339008

エッ?

 togetter.com

えぇ…?

 

nlab.itmedia.co.jp

grapee.jp

tr.twipple.jp

はえ~…(解脱)

 

 

はえ^~…(昇天)

あとはいくつかのニュースアプリと、台湾の方のネットメディアサイトなどでも取り上げられてたとかなんとか。はえ^~

 

いやほんと、何が起こるか分からんもんですね。他所の人を横目に「バズってみてえなあ~~~」と言ってたら想像を超えるバズリ方をしてしまい困惑しているおじさんです。ネットニュースですら予想つかなかったのにTV番組は流石にやべーでしょ、地上波に「棒人間バトル」の単語を言わしめましたよ。ネット記事もよくよく見ると、識者と思わしき人による書き方が見られてこれまたテンションが上がることよ。取り上げて下さった方々、本当にありがとうございます…!

結果的に14.7万いいね、4.3万RT、再生数は220万回、3日で1000人フォロワーが増えました。バズり恐るべし…!

いやしかしなあ、リプ欄を見ると大まかに「うごメモ」と「小小系」に二分化されてるってのが面白いですね。自分はどっちも見てたしどっちの行方も追ったので実感無かったところがあるけど、やっぱりこの2つの与えた影響はでかすぎるんだなあと改めて思います。あとは「こういうの小学生の時にやったわ笑」という勢がかなりいた。俺もやってたしなんならうごメモ以前からやってました。大抵の場合男子がこぞってやるイメージが強いので、「男の子ってのは~」って文面にしてみたんですよね。そしたら「女の子でも好きだよ~」って言ってくれる人も多かったです。色々食いつくポイントがあったからこその伸び方だったんだろうかな~と思います。

 

近況報告といえばお仕事やってますけど、めっちゃんこ忙しいです。ぼやいているのを見てる人ならお分かりだと思いますが、朝7時台には出勤して帰りは21:00過ぎ、自由に取れる時間は数時間もなく、ゲームに時間を吸われて何も作れずに終わり、明日を迎えるのが嫌なので遅くまで起きててクソダル出勤…なんて毎日です。仕事内容自体は嫌では無いんですが、考えることが多くて日常から仕事に頭のリソースを割かれるのが嫌。家にいるときくらいは創作のこと考えてたいし遊んでおきたい。でもソレを静かに許さない親…という感じで。ストレス社会でございます。お賃金も大したことないですが、実家勢で散財するものもそんなに無いのでそこはまだいいかな…

けど「ZYESの中の人のお仕事事情はフォロワーに求められていない」し、こうした話題は避けるべきだなと思っています。みんな棒バトとかイラストとかの方が見たいでしょ。ならリアル事情の詳しい話はしない。というか俺もしたくない。なので通ってる学校名とか職の種類とか、そういった情報は(ネット上でやってることに関係しない限りは)見せるべきじゃないなと考えてます。でもたまに辛くて漏れ出ます。これからもほのめかす程度には話すかもしれません。そんな感じでよろしくお願いします。

 

今主に考えてることは9月のFrenz2019への出展映像・音楽についてが中心でしょうか。去年もやったけど今年もやろうと画策しています。今回は「うごくエモ調」というチームを組んで、BOFXV(http://www.bmsoffighters.net/ )への参加を企てており、その中の一曲をこっちのFrenzにも出そう!という感じ。

映像のイメージは「棒人間バトル」というよりは、「自分の考えるうごメモ像」に近づけたいと考えてます。その中には棒人間も含まれるし、棒人間バトルをやりだす前に傾倒していたオリキャラ文化も含むかも。「うごくエモ調」なんだし、主格を担えるようなエモい映像を作っていきたいし、あわよくば会場に居合わせたうごメモ古参勢の心を揺さぶるものにしたい、そんな考えでいます。バズったおかげで潜在的うごメモユーザーが多数いることは分かったんだし、会場内の誰かには刺さるでしょうよ

BGMについてはXibaさんに大体をお任せ。うごメモの同志として、うごエモの仲間として、今回もお世話になります。あとはちょっとした助っ人を召喚予定です。乞うご期待。

 

棒バト構造論

 

 棒バトランキングに対する辛辣コメントの記事、読んで頂いた人が沢山いたようでありがとうございます。普段数ヶ月に一度しか更新しないブログなのにまさか3月頭で既に1000PV行くとは思わんで。

で、ブログ記事に対してここ数日くらい棒バト界隈なるものの人間が中々に騒ぎ、意を唱える人も出ていたわけです。「カッコ良ければいいじゃん」「棒バトの定義とか知るか」「自分の描きたいもん描けばいい(最強)」そらそうだわな。

そこで改めて自分の記事を見て思います。

「これ自分の好きなタイプの棒バトが少なくて駄々こねてんのと変わんねえな?」

元より一個人の意見であり鵜呑みにするものではない、との前置きの元で書いた記事でしたが、これじゃ時代の流れについていけずに口を出す老害そのまんまやろ〜という面もあるわけで。「言い過ぎ」という意見もあったんですが大体その通り、つまるところ「これは棒バトと呼びたくない」と言っているのとあまり変わらんのです。こども。

でもやっぱ自分の信念とするところの意見は撤回したくないし、同意してくれてる人もそこそこ見かけます。鵜呑みにする人は流石にいねえよな 様呼びする君は怪しいぞ

ならば「棒バトとはなんたるか」という自分の目線と意見を明文化し論ずるという体を成せばいいのでは?という考えに至りました。つまり「俺流棒バトの作り方・考察」的な指南書として残す、これなら丸く収まるはずや。

使えるところを取捨選択するもヨシ、全面的に乗っかるのもヨシ、うるせえ俺は我が道を往くと切り捨てるでもヨシ。なんかの参考になれば幸いです。

 

ちなみにやたらと文字数が多いです。お覚悟を。

 

 

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棒バト構造論

筆者:ZYES

 

1.分析する目的と、うごメモという環境

f:id:graystar445:20190308093537j:plain アナログな棒バト。全てはここから。

「そもそもパラパラ漫画の延長にしか過ぎない遊戯に、このような考察など必要無いのではないか?」「楽しく描けるならばそれが一番ではないのか?」

本文を読もうとする読者の9割が思うことであろう。私も実際のところそうである。パラパラ漫画を基礎とした手書きアニメーションなどは楽しく描くことが一番であり、それで「絵を動かす」ということに喜びを感じ、脳汁を感じるというのが理想的なのである。

しかしながら、そのような「動かすのが楽しい」という意識の中では「自分以外の視聴者」という概念は希薄なものである。そしてその意識のみで行動し続けることは難しく、やがて自己満足の脳汁では快感が足りなくなり、誰かに見せるという行動を取るようになる。徐々に「他者からの評価」を求め始めることとは自明の理であるのだ。再生回数、コインの枚数、の数、いいねRTの数、棒バトランキングの順位などと、そうした数は大いに溢れており、絵が動くだけで物足りなくなった人はこれらの「数」から逃れることはできない。

ならば我々が考えることというのは、如何にしてその「数」を増やしていくかということになる。どうすれば「数」を稼いでいけるのか、またどうすればそれを維持できるのか。我武者羅に作品を生み続けるのも良いが、一度自分らの作っているものを細かく分析して、方針を立てるという方策をここでは採りたい。

 

また、ここで我々の慣れ親しんだ「うごメモ」という環境についても言及してみたい。

パラパラ漫画を基礎とした短編アニメは、初めて作る人にとっては動いているだけで面白いという状態である。だがうごメモは自分の作品を世界に向けて発信する環境を用意した。自分も他人も作品を上げ続け、次第に作品の完成度が上がっていき、そしてユーザーも他者の評価を得たくなっていった。

評価とは一体どのようなものなのか?それには「主観的」「客観的」の違いがある。

「とても時間をかけたのだから良い」「このシーンを描くのに苦労したから良い」「このシーンがかっこよく描けたので良い」、これらは主観的であり、製作者にとっての感想である。対して「ここの動きが好み」「ここの演出が良い」「この技が派手でかっこいい」、こういったものは客観的な評価となる。作った本人の感想が含まれるか否か、というところが大きい。

だがうごメモユーザーがYoutubeニコニコ動画といった動画サイトユーザーと異なる点がある。うごメモというソフトが単純明快であり、作り手の労力が直ぐに分かること」「視聴者のほぼ全員がそのソフトで何かを作っていること」の二点である。つまり「自分が下す評価に、作り手の主観的な評価を上乗せしがち」という傾向がある。例を挙げるなら「ここの作画は俺には無理」「ここの演出は俺じゃ思いつかない」「こんなの俺でも描ける」といった評価である。作り手側に立った感想が多いのだ。そしてそうした空気は「高レベル制作者=権力者」の図式を作り出していたり、「動かせる技術力こそ全てで、画面構成がどうであろうと動いていれば無条件で凄い」という風潮の後押しになっていたりしそうである。

勿論それらの評価が悪いと言う訳ではない。ただこうした評価を下す人間が多いと、ニッチな手法が成長し続け「うごメモより外の大衆には理解してもらえない」といったことが起こる。うごメモという環境ならば通用したが、うごメモ以外だと通用しなくなっていく可能性が高い。もちろん世界は広いのでそれが好みという人間もいるにはいるだろうが、そんな人間は確実にマイノリティ側である。

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結論を言ってしまえば、先の棒バトランキングの多くの画風は「棒バトラー以外にはあまり魅力的に映らないのではないか?」と危惧している。もちろんうごメモやAltwugで完結させるなら構わないが、そんな環境から一般人を相手取る「アニメーター」という職業を目指したり、コンピに出して賞を得たりするのは大変難しいと思われる。ジャングルの中では無敵の野生児が街路樹しか無い都会に出てくるようなものだ。

そうしたガラパゴス化された環境にあった人間が、一般の開けた世界に出てきた時にどのような作品を作れば広く受け入れられるだろうか?ということ考えるには、やはり自分たちの作る「棒人間バトル」がどういったものかについて改めて分析し直す必要があるだろうと考える。

うごメモという枠組みを超えてでも自分の映像を作りたい」 と思っている監督基質な人にこそ、これらの分析は必要である筈だ。本文を参考にしていただきたい。 

 

2.考察と分析

私的な「棒人間バトル」の分析を書き記す。

我々が作る映像とは「棒人間バトル」である。概要を単純に言うと「棒人間が戦う動画」である。もっと単純化すると「バトル動画」である。つまりキャラクターが棒人間である、戦闘アクションアニメーションである。

棒人間バトル、ひいてはバトルとはどういった要素で成り立っているのか?これは動画に限らずいろいろな場面で見ることができるが、私個人としては先のブログでも挙げた通り、

・主役と敵役(の棒人間)がいる

・攻撃と防御があり衝突している

・ドラマ性がある

の三要素が満たされていれば、おおよそ棒人間バトルとしての体を成すのではないか、と考える。この三要素をここでは「棒バトの芯」と呼ぶことにしよう。

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昨今の棒バトには様々な描写があるが、オリキャラ」「演出」「立体描写(3D視点化)」「擬人化」などといったものは、全てこの「棒バトの芯」を引き立たせるものとして作用している。例えばオリキャラは主役と敵役の明示化になるし、「演出」は攻め守りの転換やドラマ性の強調に繋がる。「立体描写」も平面では表しきれない技の規模の大きさや機敏な動きの描写ができると考えればドラマ性を引き立たせるものになるし、「擬人化」も棒人間では表現しきれない表情や姿勢、髪の毛のなびき、傷描写をするものとすればドラマ性を引き立たせるものとなる。

ただ「擬人化」については、"棒人間"バトルと名乗っている以上、それをやっていいのかという疑問点が残る表現ではある。擬人化演出の短所は、棒人間と人間の姿が乖離しすぎている場合、主役と敵役の判断が曖昧になる危険性があることだ。極端な例を挙げるなら、「頭まで真っ黒な棒人間が戦ってたのに、いきなり全身白装束白髪のスカートを履いた女性が出てきた」となると、主役が行方不明になってしまいツッコみたくなってしまう=視聴者が現実に引き戻されてしまう のである。そしてこれは、ある程度人間と棒人間のデザインを寄せていても起こりうることであり、なるべくなら避けたい。

またドラマ性ばかり強調しているが、元より「戦い」とは物語でありドラマである。そう考えると「主役・敵役」や「攻撃・防御」なども全てドラマ性に集約されるのであるが、あくまで棒人間のバトルアクションアニメであるので、ここでは3つの要素に分割しておく。

 

「棒バトの芯」を遵守する場合とそうでない場合について、長所短所を考察する。

「棒バトの芯」に忠実な作品の利点は「戦闘が意味を持つ」ということに他ならない。そこにはすべからく物語が生まれており、見る人を惹き付ける要素の一つと成り得る。漫画やアニメ、ゲームもそうであるように、物語とは視聴者を魅了し夢中にさせるものである。「30人抜き」といった作品ならばボスを倒すまでの奮闘が、一騎打ちならば激しい攻防の末の決着までがそのまま小さな物語となり、見る人を掴み寄せるのである。「予告編」などで事前にキャラクターについての背景を語ったりすることは、戦いに意味を持たせ、視聴者をこちらの作る世界観へと引きずり込む効果がある。そのようにして、自分の構築した世界に視聴者を引きずり込むことができたならば、自ずと高い評価が得られるだろう。

そして「棒バトの芯」に忠実な作品の利点はもう一つあり、「その上で美麗な演出や目まぐるしい立体描写を加えることができ、惹き付ける視聴者を増やせる」ということである。アーティスティックな棒人間バトルでは画面の色が一気に変わったり歌詞文字を挿入したりするものが流行っているが、「棒バトの芯」に忠実な作品はそれをも搭載することもできるのである。つまるところ「凄いエフェクトが好き」「奇抜な演出が好み」といった、おおよそ棒人間以外の要素を好んでいる人もターゲットにできるという拡張性がある。

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 先の記事では演出重視な棒人間バトルについて批判したが、あれらの苦しいところは「常に新しい演出を開発し続けていかねばならない」ということである。棒人間が動くことすら演出にしてしまえば、いつかネタが尽きてしまうか、見る人間が飽きる。また芯が希薄であるため、演出以外の他の要素を組み込もうにも組み込めない、組み込みにくいといった難点も抱えている。拡張性のなさは「手法が開拓されきってしまい、皆がその手法に飽きて離れていってしまうことで、棒バトというジャンル自体が消滅しかねない」という危険性を孕んでいる。後述するミュージックビデオとしてならば演出重視だとしても長く生き残れるが、それは音楽をメインにした映像であって、その時点で「バトル」の枠組みからは逸脱していると言える。「棒人間が戦ってるらしいMV」と呼ぶ方が適する。

そして「棒バトの芯」から織りなされる小さな物語を期待している人間は、戦いを軽薄にしたこれらにはドラマ性を感じることができず「何がなんだか分からんかった」としか言えなくなってしまい、「バトルを見に来たのにバトルしてなかった」といった感じに作者の意図に関わらず期待を裏切られたような印象を受けてしまうのである。

ドラマ・物語とは「何が起きているか分かる」ことが最も大切であり、人を魅了することにおいての前提となる。「何が起きているか分からないくらい、派手で大規模な攻撃を行っている・受けている」といった不明瞭感は演出としては使えるが、それが全てになってしまうと何が起きているか分からない為、ドラマ・物語としては成り立たなくなってしまう。

 

だが「演出重視な棒バト」も力を発揮する場面がある。それはBGMとの親和性である。演出とは視覚効果に訴えるものであり、これに音楽を合わせるという手法はプロモーションビデオ(PV)やミュージックビデオ(MV)と全く同じである。曲に合わせて映像が変化していくといったものは、世界中で広く受け入れられていることからも分かる通り、バトルの生む物語とは違った中毒性を生み出す。

だが「棒バトの芯」を遵守するバトルは、それすらも利用を可能とする強みを持つ。BGMのサビの入りで主人公が覚醒する、BGMのドロップで一気に戦況が動く、アウトロの儚げなメロディに合わせて敵が崩れ落ちる、などといった手法は腐るほど行われてきているのだ。そこにバックストーリーや主人公の心情を絡ませるなどをしていけば、更に作品としての深みが増し、結果として視聴者を自世界に引きずり込み夢中にさせることとなる。棒バトの芯」が成す拡張性は無視できるものではない。

 

結局の所「棒人間バトルに何を求めるのか」ということになるのだが、「バトル」を名乗る以上は「物語・ドラマ」の要素があって然るべきだろう、というのが持論である。ここで述べたとおり「棒バトの芯」を重んじる作品は、様々な要素で多くの人を惹き付ける可能性を秘めている。人々を魅了して、人々の記憶により残るものを作りたいのであれば、「棒バトの芯」を確実にすることが求められるだろう。

 

 3. 実例に見る「棒バトの芯」の論証

こういう場では新たに作品を描いたりするのが良いのだが、過去の私作品で妥協させていただきたい。

www.youtube.com

「vsZ」、2016年上半期棒バトランキングにて1位を頂いた作品である。作品の内容については視聴してもらうのが最も早い。00:45~が本編である。

この作品は

・主役と敵役が明確である(レイヴントとイグニム、二体のKBN

・攻撃と防御があって衝突が起きている(正拳突きの衝突、大型変形による攻撃、ダメージ、回避など)

・ドラマ性がある(人の姿を逸脱した変形、大型変形同士によるぶつかり合い、BGM展開に合わせた攻めと守りの転換)

という点で、「棒バトの芯」は遵守されていると言える。

その上でそれらを引き立たせる要素として、

オリキャラ(主役、敵役の明確化)(KBNという特徴的なキャラクターの戦闘・衝突の表現)

・演出(サイバー演出による攻めの意思表示と大規模な攻撃であるというドラマ性の強調、バグ表示によるダメージを受けているというドラマ性の強調)

・カメラ変化・立体描写・3D視点化(冒頭の向かい合うシーン=二次元平面では表現できない距離感の描写、遠くからの視点を流すことで砲撃の規模の大きさを表す、見上げるような視点でビル壁面の高いところから落下してきたという描写などによるドラマ性の強調)

・予告編の導入(レイヴントを主役として据えることを明示)

・BGMとの調和(イントロやドロップに合わせた場面転換、カットインによる物語性の強調)

・他色々(トラックに降り立つときのヘコみによる衝撃感の描写、地面の破壊で威力の強さを描写など)

といったことを盛り込んでいる。

これらの要素は「二体のKBNが、様々な攻めと守りを繰り返して、大規模な攻防の末に決着(実際は続編へ続く)」という「棒バトの芯」に則っているからこそ付加できるものであり、ここがハッキリしていなければここまで要素を盛ることは叶わない。芯をしっかりした結果として高い評価を得るに至ったもの…と推測する。

ただこれを作るのも楽ではなく、どこでどのような演出を入れていくか、どのような画面構成にしていくかということを事前に練りこむ必要があり、アニメ制作で言う「絵コンテ」のようなものをいくつも作っていた。その流れからか、「絵コンテを練らなければ3DSに触れない」と尻込みしてしまうことが何度もあり、丸一年と時間がかかりすぎてしまったという背景がある。

「棒バトの芯」に基づいた制作の弱点はそこであり、「制作にかける時間や構想が大きすぎる故に、手軽に作品を生み出すことができない」。多くを考えねばならず、そのための手法や表現方法についての知識も多く持たなければならない。これは「手軽に動画を作れる」 といううごメモの長所と反する部分であり、演出重視や作画重視といった棒バトには劣る面である。この手法は映像制作において「監督」のやるものなのである。

映像を作ることにおいて「作画力」や「演出案」はもちろん大切ではあるが、こうした個人作品を作る場合においては、どのように画面を作りどう繋げていくかという「監督的な能力」も大きく影響し、棒バトにおいてはそこまで考えて作っている人は多くはない。だがこれは逆に言えば、今までそういったことをあんまり考えてなかったという人にはまだ伸びる素質があるということである。「見る人を自世界に引きずり込む作品」というのはそうそう簡単に作れるものではないが、それがヒットしたときの影響は凄まじいものとなるだろう。

 

4.結論と今後の展望

「棒人間バトルなど基本的に自由に作れば良い、だがもっと広い世界で高い評価を望むのであれば、「棒バトの芯」を基にした、映像作品的に拡張性のある棒バトを作ることをおすすめする」

というのが本文の主張となる。結局のところ何を描き何を評価するかなど自由であり、それを止める権利は他の人には無い。棒バトランキングがどのような結果になろうとも、そこでの流行を止めることなどできないのである。だが私の考える「棒バトの芯」を基にした作品づくりは、ただ作るよりは面白く、作り手の将来の為になる作品作りになるだろうと考えている。私も「これが俺の棒バトや」と言って次の作品を出せたらいいなあと、絵コンテに備えた思案を続けている最中である。

 

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長過ぎるッピ!!

でも言いたいことはだいたいこんな感じです。俺も早く「コレが俺の棒バトや」ってACPとかAlphaKnightsとか投げつけたいと常日頃から思ってますようん… 移動中にずっとBGM候補の曲流して頭の中で映像を流すのをもう同じ曲で2年近くやってますし、構想自体もほぼ固まってるんですけど、一旦絵コンテに起こさないと描けない病なので未だにソフトに落とし込めてないんですよね。もう時間もないのにね

 

でもAltwug絡みで近日中にお知らせできることがあると思います。たぶんね。

 

第一回altwug棒バトランキングおつかれさまでした

ここを更新するときはいつもお久しぶりとなります。おじさんです。

ネット上の動画製作者として普段から本業のことを書くのを控えてきたつもりでしたが、今年3月をもって4+2年の大学生活が終わることになりました。留年じゃないよ大学院生だっただけだよ。単純に言えば来年度から働きます。働きたくねえ~~~~

つまり時間が圧倒的に足りなくなることが予想されるんですよね。どうして時間のあるうちにやらなかったのか。コレガワカラナイ

その辺りはうまいことやりくりしてなんとか。ただ収入源ができるのでイベントへの出張や機材整備の方が充実しそうで、それはそれで楽しみ。

 

はてさて3/2、ワールドうごメモギャラリー閉鎖後初となるAltwug集計での棒バトランキングが放送されました。

www.youtube.com

今回はプレミアム公開とかなんだかの機能で、放送時のコメントもそのままアーカイブとして一緒に残っており、会場の熱狂ぶりも後から見返せるという仕様。スゴイ!

おじさんは今回も参加してませんが、流れるコメントと一緒に本編を静かに見守っていました。作品投げ込んでたらもっと騒いでただろうなあ

みんな誠意を込めつつワイワイやりつつ作った結果なんでしょうけども、一個人としてはちょっと厳し目な評価をしたい作品が多かったかなあとも思います。集計方法や環境が違うからそんなもんと考えれば仕方ない所はありますけどね。

そんな中でも苦心しつつ運営してくれたえくしいさんにはやはり感謝の念しかありません。ワールドうごメモギャラリーが閉鎖してもモノを作りたいという思いは未だ枯れないようですし、その思いを受け止めて発散するイベントを起こしてくれるだけでも価値がある。やっぱり見た後はうごメモをいじりたくなる、想像力を働かせたくなる。長らく続いて欲しいもんです。

自分は上で言ったとおりあんまり時間がとれなくなるので今後どうなるかは分かりませんが、うごメモについてはまだ続けていきたいなとも思っています。諦めが悪い。まだまだネタがあるので、長い時間をかけてもゆっくり消化していく予定です。基本自分のYoutubeチャンネルあたりに投下しますが、Altwugにもちびちび投下していくつもりです。期待はせずお待ち下さいまし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下クソ辛口評価。閲覧には注意してね。

あくまで一個人の意見であって絶対正しいわけではないことを念頭に置いて読んでね。

ZYESとか言ってる君は特に注意してね

 

 

 

 

 

 

 

総評としては「棒人間バトル感のある作品はあんまり無かったな」という感じ。

自分の中で棒人間バトルを棒人間バトルたらしめる要素ってのは「ヒーローとヴィランが明確になっている」「お互いに優勢と劣勢の状況がある」「大技でそれらの優劣を押し返すなどのドラマ性がある」ところだと思うんですよね。

演出効果とか背景とか、バックストーリーとかキャラクターとか最近は力を入れる人が多いんですが、それらは実際のところ二の次であって、この辺りの三要素がバトルたる所以となってる筈なんです。

今回の50作品を見る中ではこれを見失っているようなものが割と目について「棒人間が戦ってるだけのPV」になってるものが多数あったと感じます。それが上位層にも入れ込んでるもんだからウーーーンという。「棒人間を使った音楽PV」がバトル名乗ってバトルらしいバトルを下に追いやってるのが残念でならないといった感じ。

「演出すごい」「見せ方が上手い」というのは確かに褒め言葉ではある。けどそれの多くが「バトル自体を演出するものではない」「バトル自体を見せるものではない」という傾向。これはなんというか、苦言を呈したい。俺は歌詞や画面効果が見たいんじゃなくてな、体術の攻防や鍔迫り合いやビームのぶつけ合いが見たいの。そっち見せてよ!もっとそういうのちょうだい!って感じで。

こうした「演出過多」な棒バトの興隆はKBNバトルをやってたわいの影響するところもあるかなと思っています。というかKBNも演出過多なのは同じなんですよね。俺はバトルの基本はだいたい抑えて描いたつもりだったんですが、アレガンガン変形するじゃないですか。2016~2017辺りはあの変形ばっかりを描く人が多くなっちゃって、だいぶ顰蹙買ってましたよね。「もうKBNはいらんわ」「新しい風が欲しい」とかね。

今なら「もう棒人間PVはいらんわ」と言われてもおかしくないと思います。KBNの悪いところだけ引き継いじゃった。新しい風は吹きましたがバトルの風では無かった。「大型変形のバーゲンセール」と「歌詞や演出のバーゲンセール」、どちらも対して変わらないとは思いません?俺は思います。

ただAltwugという特殊環境がそういう棒人間PVを蔓延させるものになっているから、現状の打破はなかなか難しいだろうなとも思えます。

 

またそうした特殊環境は「身内が描いてるから過度に評価する」という贔屓評価が大きな力を持ってしまい、真っ当な評価がされにくくなる傾向にあります。正直に言っていますと「なんでこんなのがランクインしてるの?」って作品、特に今回においてはちらほら見かけませんでしたかね。

ランキングという形態をとっている以上、バトルらしいバトル、時間をかけて緻密に書き込んだバトルがランク外に埋もれてしまうこともあるとは思います。だからこそ、そういった作品がランク外に出てしまった時「こういう作品があるなら自分のはランク外に追いやられてもしょうがない」と思える作品がたくさんランクインしていて、映像としてそれを突きつけられるということは、見る人のモチベーション維持にもなるんですよね。

ところがものすごーく雑な作品がその位置に来てしまうとね、すごくげんなりするんです。「俺のはこんなチン毛みたいな棒人間に負けてるんか」といった感じで。これを見せられてさらに手の込んだバトルを作ろうとする人間は少ないと思いますよ。クソ雑に描いたってランクインの称号がもらえるんだもの、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで雑な作品を乱発すれば当たるんですからね。今回のを見てバトル作る意欲が削がれたという人、結構いそう。

 

ただそんな現状の中でも「棒人間バトル」をしていた作品はちゃんとあって、それを見れただけでも価値がありました。合作とかシリーズものとかだと、コンセプトや敵味方がはっきりする傾向にあるので、「こういうのでいいんだよ」とか思いながら見てました。

 

きっと描いてる側は何が棒バトで棒バトじゃないかなんて気にしてなくて、ただ自分がカッコイイと思うものを画面にぶつけてるだけなんでしょうし、こんな棒バトとはなんたるかと言って批評している方がオカシイとは思います。けれども棒人間が動いて戦うだけで感動してた、あのはてなの頃の魂は失いたくないなと思うわけで。技術的には今の作品のほうが高いんですが、DSiに残した当時のバトルは今見ても滾るものがあるんです。そこではやっぱり上で言った三要素は絶対に遵守されてて、BGM無しでも一つの作品として成り立つようにできているんですよね。それが当時カッコイイの最先端だったと言ってしまうこともできますが、「棒人間バトルと棒人間PVのどちらが、心の中の9歳児に訴えかけるのか?」ということを考えたら、俺は棒人間バトルをやりたいなあと思います。

一個人として"棒人間バトル" が続くことを願ってやまないばかりです。

 

 

ついでにランキング運営方針にもちょっとだけ言及。流石に誰かが言っとかないと。

現状のランキングの集計方法がかなり無理のある状態だと思いましたし、それがこのランキングの現状に直結しているかもしれないなとも思いました。ワールドうごメモギャラリーは個人100枚という上限があったからこそある程度公平な評価になっていた(荒れはしましたが)と思うんですけど、altwugで同じようにしようとするとかなりきついんじゃないかと思います。コメント数を反映する代わりにコメントを逐一見て会話を外すとかやってたらしくて、それすげえ辛いのでは???と思ってた。

対案としては完全にコンテスト形式にして、応募された作品を品評会といった形で生放送で流して、放送後に事後アンケートで票数による集計をやって公正に判断、ランキング化ってのが文句の出にくい形式じゃないかな~と思案してます。 googleフォームとかいう便利なのがありますし、これだとAltwug以外の視聴者を巻き込めるから真に公平な評価が得られそう。

 そういった企画モノを個人で運営できたらいいんですけどね… 考えつくばっかで実行に移さないのがね…(自責)

 

NEW GROUND制作うらばなしと、今後の計画とか

www.youtube.com

 

!!FRENZ2018お疲れ様でした!!

いや現地には行けてなかったんですが、現場の雰囲気はTwitterのタグ検索で追わせてもらいました。トレンドタグ2位とかマジかよ。いいなあクッソ楽しそうだった… アニメ研でも上映会が一番の楽しみだった人間からすると今回行けなかったのが物凄く悔やまれますね…次回ももし参戦するなら絶対行きたい。参戦しなくても行きたい。鴨ロース食べたい。

 

イベント参加の背景

棒バト畑出身の方向けに説明しますと、このFRENZというのは物凄くざっくり言えば「色々な作者の完全新作が公開される生上映会」。感覚的には棒バトランキングに近いですが、"作品は全て完全新規"、"自分の足で会場に出向き"、"大きなスクリーンに映像を投影して"、"みんなで酒や鴨ロースを並べてワイワイやる"というなんとも楽しそうなイベント。みんなご存知な音ゲーの音楽に映像を付けている人も参加してくるので、流れる映像のクオリティが総じて凄まじいことになっています。気になった人はYoutubeニコニコ動画でFRENZで検索だ!おったまげるぞ!!

 

おいらも音ゲーのイベント(BOFやG2RなどBMSのもの)で投稿される新曲に、タグとしてくっついていた所からこのイベントを認知したクチです。最初はそんなのがあるんやな~って程度だったんですが…

 

Xiba「3DS復活したので合作やりませんか」

ZYES「いいよやろうぜ(快諾)」

Xiba「ウオオオオオオオオオオオオオオ(鼓舞)」

 

というやり取りが4月あたりにあり「そういやXibaさんは音楽方面を頑張ってるんだっけか」という認識と、公開されたFRENZ2018のサイトをみてイケナイ事を思いつく…

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(一回ツイート全部消し去ったのでログから引っ張ってきた)

 

で、このやり取りから本格的に参戦を決定し、おいらが映像を、Xibaさんが音楽を担当する形で進められていったのでした。

 

さて作るのはいいとしてそこには双方に大きな問題点が。

ZYES:うごメモじゃ割りに合わないと判断しAnimateCCを使うことに決めるものの、機能も熟知していないほぼ初見の状態で挑むことに

Xiba:リクエストされたジャンル「ハイテック」「ハイテックフルオン」は作ったことが無い、幸い音源サンプルはあるものの自信はあんまりない(本人談)

 

お互い初となる試み、故にNEW GROUND(初心者)

 

そんなこんなで困窮を極めつつも、7月あたりには音楽が渡され、8月いっぱいを映像制作に費やしなんとか完成させたというのが件の映像になります。実働期間ほぼ一ヶ月。締切があると人間は動ける(真理)

ただ最終締切付近は連日のようにユンケルやらリポDやらを飲み干し、徹夜で作業してPCの前に齧りついて寿命を削っていたので身体にはとても悪い(自明)

 

 

作品の内容について

映像は寂れて明かりもない街に、二人の人物が邂逅する所から始まりますが、その手には強く光る模様をあしらったデバイスが握られています。

うごメモ勢ならピンと来るでしょうが、あのカエルです。

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ちなみに一番最後の円形HUDの中心にも同じような模様が出てます

バイスの正体は「Stickman Combat Convert System(仮)」、素の人間を「棒人間」のアバターへと変換するモノ。また複数で起動すると周囲一体を戦闘向きの電脳空間へと置き換えます。

この力を使って、寂れた街はサービスの終了した「うごメモシアター」「うごメモワールドギャラリー」を彷彿とさせる緑色を基調とした世界に置き換えられます。街はあの頃の幻想を再び纏うことに。

邂逅した二人はかつて「バトラー」として名を馳せていた人物であり、ファイトネームは「GrayStar」と「Discharge」。モーショングラフィックスもどきのところで現れたアレがそう。

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(Discharge側の画像が修正前なのは許して)

GrayStarはZYESの旧名義、DischargeはXibaさんの旧名義。ロゴデザインっぽいのもやりましたがまさかこんなところで使うとは思わなんだ。

 

モーショングラフィックスもどきは「観客席」「シアター/ギャラリーの空間」をイメージしたもの。なのでうごメモで作った映像をそこら辺に浮かせています。ちなみに全部おいらがワンドロで拵えていたもの。一つ10秒もありません

「なんで全部アニメにしなかったの?」という質問はめっちょ痛いんですが、理由を挙げると「せっかくなのでやってみたかった」。Aviutlいじくり倒してどうにか作りましたがこれもほぼ初めての作業。というか効果付けるのとかAviutlで殆ど全部やってるしAviutlの本懐を見た気がする…

 

上記の通り、この制作は様々な「初挑戦」に塗れたものであって、今までと環境の異なる「新天地(NEW GROUND)」へと足を踏み入れる契機でもあったわけです。

AnimateCCやAviutlをフル活用して動画を作ったのも初めて、ハイテックを目指して音楽を拵えるのも初めて、映像でもって大きなイベントに参加するのも初めて。そんな右も左も分からない状態でしたが「この作品を、これからの新天地における始点としてやろう」という思いを込めています。

 

 

「在りし日の幻想と飛び交う閃光が、僕らを新天地へ誘う」

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(FRENZエンディング用にXibaさんに描いてもらったイラストです。カッコイイ!) 

 

今後の計画

実はこの作品をわざわざAnimateCCで作った理由は一つではないんです。

まずAnimateCCは名前こそ違えど、中身はFLASHと大差はありません。そのFLASHで棒人間を動かしている愛好家が集まる所があります…

そしてこの作品で出したロゴマーク、前に別のキャラで作ったものがありましたよね…

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ACPを今回のスタイルで再構築してhyun`s dojoに参入しようと思います。

www.youtube.com

f:id:graystar445:20180918203956p:plainロゴマーク既視感の正体

スタイルを一新して「VIP(観戦席)版」として作るので、このインカーとの戦いから作り直す予定。元よりPVに近い作りなのでこの作風には合うと思っていたんですよね。SCCSデバイスも元はACPの設定、ロゴマーク演出もコレの予行演習も兼ねたものだったりする。

なにせ2013年から続編の構想案を5年近く練ってるんだ…AnimateCCの操作は基礎は抑えた、後は作るだけです。それが難しいんですけどね!!締切を設けていけ(自殺行為)

現段階ではうさぎボーイの戦う相手を数人ほど自分で拵えてしまっていますが、それを消化できたらStickpageやdojoで有名な棒人間ズとのバトルも作ってみたいなあとも思っていたり。

 

勿論KBNの方も続けていく方針ではあります。しかしこちらはうごメモで続ける予定。手書きでチョイチョイ修正できるのは、形が自在に変わるKBNを描く上では便利なことこの上ないので…こちらも進み次第情報はいろいろ小出ししていく予定です。気長に待っててくれ~!

 

"NEW GROUNDは始まりに過ぎない"

 

…が実現できたらいいな~と思ってます。ご拝読ありがとうございました!

iPhoneユーザー向け、kwzファイルやり取り方法

うごメモが終わってもう4ヶ月ですか早いなあ。ご無沙汰です

未だにやってる人はやってるうごメモ3D、Altwugという新しい環境の開始とかもあってまだまだ需要は絶えない模様。

その中で見られるのは「PC持ってないけどAltwugやtwitterに動画上げたい」「PCとか無いけどみんなでまた合作したい」というユーザー。まあそうだよね、PC持ってたら別なソフトで合作やってるもんね…

Androidならまだ挙動はPC(Windows)に近いのだけど、iPhoneApple社だからなにこれ??????となる場合も多々。というわけで調べてみました。

 

【PCを介さずにKWZファイルをやり取りする方法】

もくじ

①kwzファイルとアップローダってなんですか

②やり取りにあたって必要なもの

③アップロードの手順

④ダウンロードの手順

⑤終わり

 

①kwzファイルとアップローダってなんですか

PCなどで見ると分かるのだけど、画像や音源ファイルにはすべて「拡張子」というものがついています。〇〇.mp4とか〇〇.gifとか。うごメモのデータをSDカードを開いて見ると拡張子が「.kwz」になっているデータが沢山含まれています。

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これが3DSの画面で3×2で並んでいるアレの正体。普通のPCではこの中身をそのまま見る手段がありません。

余談:何故kwzなのかというと、うごメモのマスコットキャラが蛙なので、「かわず」のアルファベット頭文字を取り「KWZ」…なんだろうと推測される

 

アップローダとは、ざっくり言えば自身の手元にあるファイルを誰でもダウンロード可能にするもの。ギャラリーみたいにその場では見れないけど、ダウンロードしてくればファイルを弄くり回すことができる。

今回はこのfast-uploderを用いるよ。

Fast Uploader - 無料アップローダー

 

要するに「WUGみたいに見れないけど、うごメモのkwzデータそのまんまアップロードすればダウンロードして見れるやん?」という話。

 

②やり取りにあたって必要なもの

箇条書きで簡潔に。

3DS

・SDカード

iPhone

・lightning端子付 SDカードリーダー (要購入)

Googleアカウント        (無料)

・GoogleDriveアプリ         (無料)

 

下3つが新しく必要なもの。お金がかかるものもあるので注意されたし。

lightning端子とはiphone5以降の細っこい端子のこと。

f:id:graystar445:20180817041257j:plain これのこと。裏表構わず使えて便利

で、これがくっついたSDカードリーダーが必要。SDカードの中身をiPhoneに読みこませなくてはならない。

そんな商品あんのかよと思うけど、写真のデータを別に保存したりする人が沢山いるので、色々な種類が色々な企業から出されているぞ。

「lightning SDカードリーダー」などで検索すると沢山出てくるけども、今回はYOMODAの商品を使わせて頂こう。(自分が持っているので)

 

次にGoogleアカウントだが、多分みんなtwitterアカウントの開設なんかに使ってるだろうので持っていると思われる。本当に欲しいのはそっちではなくて「GoogleDrive」の方。後述するデータの一時保存の際に使う。普通にあるだけでも便利っちゃ便利。

なのでGoogleDriveを先にiPhoneに入れておいてください。

ちなみにDropboxなどでも代用できるけど、あんまり変わらないと思うしアドレス作ったら自動で設けられるGoogleDriveの方が手軽じゃないかなあと思われるよ

 

 

③アップロードの手順

【目標】fast uploderへkwzファイルをアップロードする。

0.GoogleDriveの下準備

GoogleDriveのアプリをiPhoneにダウンロードし、アカウント情報を入れてログイン。おそらく写真共有がどうとか言われるけど全部拒否。そうでないとiPhone内の写真が全部同期されてすぐ容量が尽きる。

「マイドライブ」という項目が開くので、ここに右下の(+)から「新規フォルダ」を作っておく。ここでは「仲介用フォルダ」という名前で作っておいた。

ドライブ内にそのまま突っ込むと後々管理が面倒になるので、フォルダで管理しておくのがベターです。

 

ⅰ.メモを制作し、保存する。

注意してほしいのが、kwzファイルの名前は意味不明な文字列になっており、名前を変更するとメモが壊れて見れなくなるという点(要検証)。 だがファイルの並びは上から順番というわけではなく、どれがどのメモなのか判別がつかない。

そこで保存の方法を少し工夫する。

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このように「受け渡し用に新しくフォルダを一つ作り、その中に一個だけメモを入れる」ようにする。こうすることで…

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KWZファイルを一つのみに絞り込むことができる。次はこれをiPhoneから覗いていく。

 

ⅱ.SDカードリーダーを使い、KWZファイルを移す

YOMODAのSDカードリーダーには「iUSB」というアプリが無料で付属している。lightningコネクタを挿すとアプリを入れるかどうか聞かれるので入れておこう。

そのアプリを開くとこんな画面が出てくる。以降画像で解説。

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ここに、3DSからSDカードを取って接続するとこうなる。

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あとは順にフォルダを開いていき…

f:id:graystar445:20180817051050p:plain

一応3DSで単独に作ったフォルダの名前は覚えておこう。

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※ドライブにコピーでもいいけど、フォルダ指定ができるのでこっちのが良い

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先程作っておいたフォルダに保存。

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これでGoogleDriveへとkwzファイルを追加できた。実はこれだけでもやり取りはできてしまうのだが、それは一旦置いておこう。

 

ⅲ.kwzファイルをfast uploderへとアップロードする

 

最後の手順。みんながダウンロードできる状態へする。

まずfast uploderへと接続。これはsafariで構わない。

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これにて完了!!

fast uploderはダウンロードできる期間を指定する必要がある。永久に公開…ということはできないのだけど、できるだけ他の人に見られたくない合作なら都合がいいんじゃないだろうか。

ちなみにこのデータは10分で消えるようにしてあり、既にDLできませんのであしからず

 

 

④ダウンロードの手順

さてアップロードができたならそれを受け取る手段も知らないとならない。

URLを教えてもらったらどうすれば良いのか、画像を交えて解説します。

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Clipboxはいらない子

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もし「iUSB Proにコピー」という項目が出てこない場合、項目の一番右まで行くと「その他」というものが出てくると思われる。そこをタップすると「アクティビティ」なる項目がズラリと出てくるので、iUSBの項目をオンにしてやればいいのかな?

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iUSBくんが自動で開いてくれます。

下の帯に iUSB App  カメラ iPhone 設定 と並んでいるけど、Appの項目が濃くなっているので、kwzファイルは今はiPhone本体に直接入っている状態。

ここで3DSからSDカードを移したカードリーダーを挿すと、今度はiUSBの項目が濃くなります。濃くなるのは「今ここを開いてるぞ」の意味。

再度Appの方を選んで濃くして、画像の通り右上の「詳細→編集」をタップする。

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あとは個人で入れたいフォルダに入れる。

受け取り完了!

これで一枚一枚ねっとり見るのも良し、合作に勤しむのも良しです。

 

 

⑤終わりに

今回受け渡しを行うにあたって使用したGoogleDrive、頑張ればここだけで受け渡しができる。「フォルダの共有」をすれば、指定した人と好きなように中身を弄れたりするので、合作はどちらかというとこちら向き。ただしメールアドレスを相手に教えることになり設定をミスると本名までバレるので、そこらへんは危機感を持った運用が要る。

ちなみにPCだとアップロードは殆どワンクリックで済んでしまうし、なんならNew3DSであればSDカードの抜き差しすら要らない。New3DSとPC買うのが一番手っ取り早い(暴論)

 

気分転換に書いたので抜けもたくさんあるかと思いますが、参考にしてもらえるとありがたいです。

ついでなので紺平糖氏の設けた動画投稿サイト「Altwug」のリンクを貼っておきます。

まだまだ終わらんぞうごメモライフ。

ワールドうごメモギャラリー終了お疲れ様でした

はてなからWUGまで脈々と継がれてきたモノが終わりを迎えました。

いやもう悲しいとかそういう以前に「感慨深い」の一言に尽きる。なんせ中学生の頃からやってますからね。はてなブログはてなダイアリーを漁ると当時中高生のおいらの文章が発掘されます。やめて見に行かないで

 

さてこちらのgifはうごメモ終了に際してクソ突貫工事で描き上げた代物です。999ページぶちこんだのって何気に初めてだったりする?

     f:id:graystar445:20180404020541g:plain

今でこそ棒人間を戦わせる作者ですが、もともとはオリジナルキャラクターを作り、それらの「うちの子」をもって他の作者と交流するスタイルでした。なので結構な数のオリキャラが存在します。代表的なものをピックして詰め込んだらえらい苦労した。

折角だしここで出してるキャラを作った当時の絵を引っ張り出すなどして思い出話を綴ることにします。黒歴史を暴いていけ…!

 

 

最初の灰色の野郎はgraystarの時からの自分キャラ。2009年時点でこれなので8年くらいデザインはほぼ変わらず。足は描くの面倒なので胴体を無限に伸ばして画面外に送る強引な手段を取る。ちなみに(G A S)は2011の頃から。最初は毛量が多かったけどやっぱ面倒だった。シンプルイズベスト。

f:id:graystar445:20180404024717g:plain  f:id:graystar445:20180404033354g:plain2009と2011。

最後の方で出てくるのが新規自キャラと(G A S)の女の子版。女の子版は今でも結構描くけど自キャラは多分あんまり使わないと思われる。面倒だし。オフィシャルな場面ではこいつを出張させようかなあと思案中。

f:id:graystar445:20180404033902j:plain 比較的最近の絵。理想ばっか描いてる

f:id:graystar445:20180404033942j:plain 同上。雑多な落書き。

 

お次は何やら2.5頭身くらいの子が大量に出てくるが、最初の子こそおいらが人生で初めて世に出したオリキャラ。 名前をきのという。

f:id:graystar445:20180404035236g:plainこれが初メモ。棒人間じゃなかった(2009年2月ごろ)

うごメモのツールに擬えたチカラを持っており、似たようなチカラを持つ12体の自キャラをまとめて「U`s(ユーズ)」として出していた。あんまり描いてなかった。

f:id:graystar445:20180404035346g:plain

「描く機能」「レイヤー他」「範囲選択編集」「設定」「コマンド」「普通筆箱」

「ロックマーク」「お知らせ」「チャンネル」「はてなスター」「利用規約」「メモ」

確かその辺りをネタにしていたハズ。考えてる時が一番楽しかったのでしょうがないよね。漸く全員動かせたよ…

うごメモ開始当時「著作権の絡むモノはダメだよ」というお触れを公式が出してしまった為、「じゃあオリジナルのキャラを作ろう」という動きが起こり、空前のオリキャラブームが巻き起こった。「うご子」「メモ子」「うごキャラ」などと、マスコットキャラ的なもののウケが良かったのでそれに便乗した形になる。結構使ってもらえて嬉しかったのよ?

 

 お次は棒人間。二体のキャラが擬人化まで出てくるがこれもかなり初期。名前を「黒黒」「白白」。「遠くから見ると棒人間に見えるくらいの細身」で兄妹。

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クソネーミングセンスの権化。だが分かりやすいのはいいことだ(赤面)ちなみに2009年の絵。

うごメモを始める前からノートの端っこに棒人間を生み続けていた人間だったので、こいつらの紹介メモではこいつらを戦わせた。どうもそれがウケたのか、上記の「きの」より引っ張りだこになっていた模様。やっぱかっこいい方がウケがいいらしいっすね?

上記のオリキャラブームの中で「戦う奴がいたっていい」という考えよりけんじ氏から「バンレンジャン」というキャラが出された。その設定が「遠くから見たら棒人間に見えるくらいの細身」で「黒いコンバットスーツを着用」しているというもの。中2俺氏、またもや便乗しキャラを作る。だがこれを境に当時中学生かそこらの中堅オリキャラ作者がこぞって棒人間のキャラを生み出すブームが起きたっぽい。火付け役だった可能性…?

 

その次は赤い目など単純な図形としてしか出されないが、これも実はオリキャラ。名前をヴィクレイマ。

f:id:graystar445:20180404041229g:plain刮目せよ!!これが厨二病ネーミングセンスだ!!

白髪もっさりのおじいさま。瘴気を糧にパワフルに動き戦うじじいである。ピクトグラムっぽくしか出演しなかった気分はどうだ。オラオラ。後に名前が「ヴィクレイマ」まで短縮されるがそれでも長い。

オリキャラブーム真っ只中で各々のオリキャラをかき集め、ちょうどスマブラX亜空の使者のように物語にするのも流行った。当然おいらもやったが、悪役を作る必要があったので拵えたのがこのじっちゃんだったのだ。

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親玉なので部下がいる。それがシルエットだけで出てくる右の二人。「サルヴィーナ」と「クローチ(画像の名前は間違い)」。メイドさんであるがもともと瘴気を食って生きる巨大な虫。有事の際はモリモリと虫が体から湧く。
前述の通りオリキャラ物語もブームになったので悪役にもブームが発生。その先駆けとなったのがギルザード氏の「イハン=メモラー」とおやっさん氏の「ガルテス」。物語の更新が途絶え悪役同士を絡ませたり悪巧みさせて何もしないまま終わったりするのが通例となったのだった。お前ら本当に悪役かというツッコミが最高に面白かったのでおk。ちなみにこのお二人とはまだちょっとだけ交流があります。

f:id:graystar445:20180404043134j:plain左がガルテス、右がイハン。画風がPPTPなのはガルテスの作者さんが8bitパートの監督やったその人だから。ビッグになりすぎでしょ…?

またメイドさんキャラにもささやかなブームが起きる。オリキャラ作者とは貪欲なものである。こちらもメイドの本業ほっぽりだして狩りに出かけたり山にでかけたりと好き放題。同業者との絡みやカップリングを眺めて楽しんでたからねしょうがないね。

 

その流れから火のエフェクトより出てくる六体のキャラは「思念体」という種族に沿って作ったもの。感情やうごメモに起因するモノを軸とし、それを元素として生まれる。体の一部(大体は下半身)が霊体のような構造になっているのが特徴。 

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アルカナム氏イラスト担当の「思念大全」より。100を超える公募された思念体キャラが全てまとまっている。すげえ!

うちからは「空虚(作品では誤って「虚無」になっている)」「強情」「喜楽」「憎悪」「強情」「懐古(ポーン氏との合作)」を提案させて頂いた。ちょっとデザインが違うのは制作当時これだけ手元に資料が無く記憶を頼りに描いた為。すまねえ。

 上述の悪役「イハン=メモラー」がその思念体の先駆け。思念体という種族を開放し自由に作ってねとなったのは結構後のこと。オリジナルの中のオリジナルなので、最初の火のエフェクトで一瞬だけ彼のシルエットが見えるようにしてあります。気づいたかな。

 

 その後は恐らくみんなご存知、カイゾウサレシモノから二人。Drコピロンとレイヴント。原初のコレ知らんという人もそろそろいるのかもしれない。7年前やし…

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作中のシーンと同じ構成なんだぜ!ぜ!

予告編と本編の形をとり、ただの棒バトに物語を付随するスタイルはこの頃から始めた。本編作ってから「これ予告とかで物語つけたら面白いんじゃね?」と思ってやったり、本編がその時主流ではなかった24fpsだったりと色々新しかったのかもしれないがめっちゃ伸びた。研究施設脱出編とか続き作ろうとしたけど気力が持たなくてやめた。そしてコレを境にオリキャラ作者の方が兼業になっていったという。まあ棒バトもあんまり作らんかったのだけど!

ちなみに当時の棒人間バトル情勢は100%氏による「黒ボス」がぶっちぎりで伸びていたうごメモ棒バト黎明期。とんでもない伸び方をしており、その名前は海外版うごメモにも周知されたほど。似たような作品が色々と出てくる中で違った形の作品として一石を投じる形となったのかも知れない。

 

次は兎耳の黒棒人間フォーズと、熱・電気を纏う棒人間ジェン。

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棒バト作者らしく棒バトを作ったのがこいつら。飽き性なので物語としての続編はやっぱり出なかった。ただしフォーズは3DSの「ACP」で主人公として電撃復活を果たしたので、きっとジェンも復活してくれるやろ…させたい…

フォーズを作った(2011年初頭くらい)のが大体棒人間を色々する企画「ナイツロード」を発見した頃。規定上「自分の主役となるキャラを加入させてね」「ただし世界線、次元的にはここが終着点なので、元の世界には帰れないよ」というまえがきを見た俺氏。黒黒やKBNは独自の世界観から外せないので、ここは新しく主人公を立てればええやん?という考えから彼を作りナイツロードへ参戦した。しかしやはりというか、あんまりメモは作らなかった。能力は過去、悪役として登場した棒人間のものを再利用している。故にダークヒーローてきな位置づけ。

一方ジェンはかなり後期の頃(2012年8月辺り)。この頃stickpageというflashで作る棒人間バトルを集めたサイトを見つけ、これをうごメモでできないか?という試みからまた新たに新キャラを立て「A-STYLE」を提唱。某航空会社A●Aのショップではない。第一弾のみで終わったものの、この後もある程度のストーリーが続く予定ではあった。彼が出てからSKY氏、もといRainStar氏との合作にもこいつを出させてもらったりと、半期くらいはメインキャラ的な立ち位置だったりする。

 

そしてその流れから出てくるオリ棒スタイルの女の子は、ストーリーシリーズ「MSH-カイゾウサレシショウジョ」の子。メィテルという名前だったがミューリに改名した。

f:id:graystar445:20180404031903j:plainおじさんのやるストーリーもの…あっ(察し)

当然のごとく(?)打ち切り終了しました。0話と1話で飽きる根性の無さ!一応レイヴントのお話の外伝なのでvsΔあたりに繋がるっちゃあ繋がるのだが。まあ絶対必須な物語でもないので…

【あらすじ】とある研究施設から数多のロックを捌き脱出を図る若い研究員。彼は被検体となっていた女の子を連れ出していた。彼を止められず為す術のない状況を一人の男があざ笑い言う。「少しだけ様子を見てみよう。逃げ切れる事は絶対ないから」。若き研究員と女の子の着いた先は街から離れた荒野の廃村。そこで彼らはある人物に出会う。少しの時間を共にする中で、三人はそれぞれ様々なものを得ていく。

そんなお話。気が向いたら小説にでもしようかなとぼんやり考えている。

おおよそ2011年3月くらいの作品。確か当時はサイレント氏の「WHITESTORY」などを筆頭としたオリ棒の冒険物語が展開され興隆を極めていた頃。便乗大好き俺氏はやっぱりこれに便乗して新しくやり始めたのがこれ。元が棒バト作者のため作中の棒人間をやたら動かしたら、他の作者も動かす頻度がちょっと上がった記憶があったりなかったり。自意識過剰かしら。

 

で、ここからは多分みんなご存知。vsΔの予告編、本編からテリジオ、ハルクス、ルーティの三人。

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構図もそっくりそのまま。ハルクスはこの頃髪の毛を結っていない。

あとは使える色の数の関係でΔの色は赤だった。なので赤から緑に変わる描写がある。vsθで4年ぶりに突然の復活を果たすのは俺が一番やりたかったことなので、それをできたことは物凄く満足している。

このvsΔが生まれた経緯がNEWWAVESを提唱しているMadAngelさんによるリメイク「Re:GSage」の完成度に惚れ込んだから。「まだまだレイヴントいけるやん!俺も新しいの作ろ!」「でも相手どうすっかな、こいつ最強だからただの敵じゃ成り立たんわ」「せや!同じ能力もったKBNにしたろ!」という流れ。Madさんがいなかったらこの作品もソレ以降の作品も生まれていなかった可能性があるのだ。様様である…

故に彼に無駄金を払わせ人の金で焼き肉を云々と言った彼は許したくないです。覚悟決めろ。

 

以降は3DSのマークが出るので、ここからうごメモ3Dに移行。最初は「オリうご企画」に提供した女の子三人組、ふうな、みど、きのの三人。

f:id:graystar445:20180404032611j:plainイラストはエンジソンさんのものを拝借させていただいております。めちゃカワ!ありがとう!

真ん中(ふうな)と右(みど)は新規だが、左の子(きの)は最初のキャラの転生した姿。名前はそのまま、服のデザインも少し似通っている。この辺ちょっと複雑な設定を盛ったが公開する機会はなかった。未練ばっかだなお前んとこ!さらにこれに加えてあと二人くらいいる。

オリうご企画とはポーン氏(ビショップ氏)による、「はてな原初から続くオリキャラ文化を企画ものとして、3Dでもみんなで発展させよう」という試み。企画説明メモや色々なデザイン、設定の方で少し関わらせて頂いた。結局自分からオリうご企画に関する作品を出すことなく終わってしまったことが本当に心残り。想像するのは物凄く楽しかったんだけどね…申し訳ない…

 

 その後に出てくるのは…これも3D初期。実際に見てもらったほうが早い。「Tredy Stick Human」シリーズから棒人間三人衆。

f:id:graystar445:20180404054604g:plainpart3は皮肉を込めたギャグ。描いててたのしい。

 主人公の白いのはお調子者のスケベ、リボンをつけた子は実力派で武力行使派、黒い単眼はそれなりに捻くれた性格。棒人間ネタ「カーチャン」とのコラボ動画もやったりしたがネタ切れで打ち切り。今ならなにか作れるかもしれないな?考えてみます。

元ネタは海外のFlashゲーム「henry stickman」。ここで出てくる棒人間の表情デザインがまんまこれ。向こうの主人公は盗みを働くが選択肢次第で色々なルートに入り、多くは不幸な目に合うというギャグテイストな仕上がり。主人公が痛い目を見るのも継承されていたりする。流石に似過ぎなので続ける場合はなんか工夫したほうがいい感。

 

 あとはみんな知ってるであろう3Dでの棒人間バトル三作品。「ACP」と「ALPHA KBIGHTS」からインカー、KBN-Z、KBN-Θ。

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コイン数20000超、コメント数999超。ありがとう

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3年ぶりに復活したレの字がKBN旋風を巻き起こす

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Δも帰ってきた

一作品ごとの期間が開きすぎているがその分一作品ごとになんかしら新技術を盛り込んでくるスタイル。全部一年以上の期間が空いているのは単純においらに根性が無く、飽き性だから3DSに触ってなかっただけである。もっと色々作っときゃなあ…と今でも思う。これからも続けていくつもりなので、youtubetwitter、ニコニコなどで今後共ご贔屓によろしくおねがいします。

 

 

以上がラストメモで盛り込んだもの一覧。ここまで読んでくださってありがとうございました。

自分にとってうごメモというのは青春を彩ったものであり、自分の実績であり、自分を確立するうえで外せないものでありました。オリキャラを通じて色んな人と楽しく交流したり、棒人間を動かして評価を頂いたり。これ無くして今は無い、と言えるくらいには夢中にやりこんだものでした。その流れで身につけた「映像を作る」ということは今では自分の特技だし、それを活かして某所に助力させてもらったという所も色々とあります。うごメモ固有のサーバーは無くなったものの、作品を公開する機会はなお失われていません。これからも自分を発信し続けていく所存です。

 

 

 

最後にAND MOREの一場面について、それぞれのタイトルを予告して終わりとします。

 

ACP2「FORZ vs PELL

ALPHA KNIGHTS #04「Attack of

 

2018年公開予定(どうにか頑張ります)!お楽しみに…!

 

【追記】2018/4/4

ちょっと加筆しました。主にレイヴントやフォーズ、ジェンが出た辺りの周りの情勢について。あ~~~という人はいるかもしれない

【小説】蒼き使命

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意識を取り戻した私の眼前にあったのは、見知らぬ部屋の天井だった。
ついさっきまで私は何をしていた?そうだ、確か任務でとある街へと攻め入っていた筈だ。

しかし目の前にあるのはビル群など見えない平面。私は今、屋内にいるのか。
ついさっきまで交戦していた。突如として何かが現れ、奇襲を受け、そして…

 

そこから先は記憶が無い。

 

兵として参加したのは私とイグニムしかいない。助けが入る訳がない。
きっと負けたのだろう。

それでも無事と云うことは、敵は私を捉えて捕虜にしたのか。
自身の身体を眺め、損傷した箇所が全て元通りになっていることを確認する。
これは改造された身体であるから当然なのだが。次世代兵器とはよく言ったものだ…

 

そんなことより、気がかりなことが一つある。

 

捕虜であれば手錠の一つや二つがかかっていてもおかしくはない筈だ。
それが、私の手には無い。

身体を起こし、部屋の全景を確認する。
どうやら牢といった機能を持ち合わせていない部屋のようだ。むしろこれは、機械用メンテナンスに優れた施設か?
私は手厚く保護されているのか?このままでは相手の意図が掴めない。私は扉へと向かうことにした。


「お目覚めか」


扉が開いた途端私にかけられた声、それは随分と聞き慣れていた声であった。
と同時に、その声の主は我々に敗北を齎した人物そのものであった。
半ば反射的に構える。


「…ルーティ」

「敵意はない、構えを解いてはくれないか」


彼の姿を見るのは久方ぶりのことだ。以前彼は私と同じ「秘密裏の任務」に駆り出されて以来、姿を見なかった。
今こうして目の前に見ることも叶わないと思っていたが…


「察しの良い君なら分かるだろう」

「ええ、随分と手厚く"保護"されているようね」

「そうだ。詳しく話そう、ついて来るがいい」


このどこか見透かしたような言い方、どこか聡明な振る舞い。なるほど私が接してきた彼に間違いは無いらしい。
ならば何故我々と同じ陣営にいた彼が向こうに手を貸している?私は意図を知る必要がある。
意図を知って、それを伝えなければ。報告をせねば。

少しもしないうちにその部屋に辿り着いた。
見た目は他と何ら変わらない。変わらないのだが…


「アッてんめッやりやがったなッ」


多少の雑音と共に聞こえるこの騒がしい声。私に軽口を叩いてきたこの剽軽な声。
それだけは流石に覚えている。


「彼はいつもあんな調子でな、私だけでは相手が務まらない所だった」


そこには赤い閃光と共に我々を攻め立て、打ち勝ってみせたあの長身の男。
そして、その隣には黄色の閃光でもってその男を攻め立てた私の仲間…イグニムがいるではないか。
彼らが並んでテレビゲームに勤しむ光景が、私の目に飛び込んできた。

 

これはどういうことだ?

 

イグニムは敵の手によって懐柔させられたのか、はたまた洗脳でもされているのか?
いや、先程のルーティの言動を見るにそういうことではない。「"保護"されている」ことに対し否定はしなかった。
ならばルーティが何か敵陣営で秘密裏に策を講じているのか?それとも…


「お嬢さん混乱しているようだ、無理もないな?敵と仲間が肩並べてお遊戯に夢中だ、俺ならションベン漏らすね」

「まあ、これには少々複雑な理由があるから仕方ないと思われるよ…」


思考を巡らす私の前に見慣れない男が二人、部屋の奥より現れる。
一人は長い髪を束ねメガネをかけた色白の顎髭男、もう一人は大きなゴーグルに癖っ毛を絡ませている白衣の男。
察するに、ゴーグルの方は研究職寄り…もとい、これらのメンテナンス、オペレーター役だろうか。
軽口を叩く男のことはおいておこう。


「オッ目が覚めたかお嬢さん、隣のこいつが待ちわびてたぜ」

「…」


その男は対峙した時とまるで変わらず、しかしまるで敵ではなかったかのように、私へと声をかけてきた。
イグニムは相変わらず無口ではあるが…少なくとも敵意を持っていないことは分かる。
相も変わらず状況が理解できない。電子化されたという私の頭でさえ理解が追いついていない。


「申し訳ないテリジオ、彼女には少々遡っての説明が必要なようだ」

「の、ようだね。いいよ、最初からそのつもりだった」


白衣の男が私の前へと歩み寄る。


「はじめまして、テリジオと言います。この世のα-type KBNを保護する為に動いているよ」

 


それから私はテリジオによる説明を受けた。

最強の人形兵器、もといα-typeKBNが生まれる要因となったKBNprojectの存在と破滅。
それにより犠牲となった人々と、孤独となったレイヴント。
それらα-typeKBNを悪用せしめんとする存在の観測。
加えて眼鏡の顎髭の男…ハルクスがこの街、クウェールを牛耳る存在ということ。…これは意外だった。


だが目の前の男の悲惨な過去を知ったとして、私には成すべきことがあることに変わりはない。
私には使命があるのだ。このことを報告せねば。報告 を 。
任務 の遂 行  を …


「誰に報告すると云うのだ、特殊工作兵"アハトナ"よ」


ルーティのその一言で私の思考は完全に停止した。

誰に?何処に?報告することだけが残り、「報告する対象」の記憶が抜け落ちている。
彼と、テリジオがまくし立てるかのように続ける。


「それが、私がこちら側に下った理由だ」

「ルーティが襲撃に来て、それを保護した時も内部のメモリ、データを色々見させてもらったんだ」
「彼を差し向けた組織が何であるかを探るためにね。先程も話した通り、悪意ある使われ方は僕らは望まない」

「しかしそれは君と同じく、綺麗に抜け落ちていたのだ。機械的に言うならば"消去された"とでも言おうか」
「まるで我々は使い捨てにされたようじゃないか」


なるほど、負けてしまったならばいくら戦力的に優れていても切り離す。
負けた兵のいた組織の一切の情報を消し去ってしまい、その身元を明かさないようにする。
そうすれば自身の情報は向こうには渡らない…

だがそれはまさしく、兵を使い捨てにする者の発想だ。
第一、一軍隊がかかっても敵わない超兵器を使い捨てにする発想など出てくるものか疑わしい。
更にハルクス、レイヴントが口を挟む。


「使い捨てたならば彼らの戦力は減るさね。では何故そんなことをするに彼らは至るかな?」
「彼らは既にその超兵器を増産できる体制にあるということなのさ」

「そしてそれが何を意味することか分かるよな、お嬢さん」
「俺みたいに"半永久的に死なない奴"が続々生まれちまってるってことだ」


永久に死なない。不死とは人が夢見た叡智の極み。
だがそれは自然の摂理に反し、やがては世を破滅に追いやる禁忌。
願ってもない夢が手に入れられると思えば一部の人間には良いのだろう。良いのだろうが。


「俺はな、こんな身体で何もかも失って生き続けていかなくちゃならねえ悲しい奴は、俺以外にいらねえって思ってるだけなんだ」


その眼は機械でありながら、しかし悲哀の込められた眼差しを、ただ地に向けていた。

彼、レイヴントは自身の身体と引き換えに人との関係を物理的に全て失ったと言っていた。
つまりそれは悪魔に捧げる生贄の如く、神に捧げる供物の如く、老若男女構わず皆死んでいったということだろう。
望まぬ犠牲の先に生まれた望まぬ結果。その現実は彼の奥深くに突き刺さり、永久に彼を苦しめる。

そんな現実を安々と見過ごしていられるほど私も無情ではないらしい。
彼のその眼差しを見てから、対象の"消された"使命などというものは振り払った。


「そんな膨大な戦力を持つ組織と我々が派手に争いを起こそうなら、被害は計り知れないものになる」
「第一こうにまで使い捨てにしてくれる組織など、ロクなものではないことは分かっているわ」


私はテリジオの手を取り、握手を交わす。


「貴方達の行いに協力させてもらいたい。よろしく頼めるかしら」

「ああ、喜んで」


甲高い音と、鈍い金属音が入り交じる拍手が二つ。
ハルクスと、レイヴントのお調子者二人によるものだ。


「よし、これでイグニムも含めて仲間ってことで」


そういえばイグニムについてほとんど話を聞いていなかった。
彼はこのやり取りの間一切黙ったままで、その意図を聞いていないが…


「…俺は俺の正しいと思ったことをするまでだよ」
「この場ではお前らが一番正しい筈」
「だから付いて行くよ」


杞憂だったようだ。戦場では破壊の限りを尽くす彼もこう見えて冷静な考えを持っている。
先程のような話を聞いて私と同じような結論を出したのだろうか。
じゃあ先程テレビゲームをしていたのは…?


「ああ…このゲームなんだけど、今後の方針にも少し絡むことなんだ」
「これはレイヴントの趣味で購入したものでね、色々ソフトを買い揃えている」

「ちょうど四人集まったし、今度このスマ●ラってのやろうぜ」

「待て、それは今なら八人まで同時プレイできる」

「あ~良かった~ハルおじさんハブられないで良かった~」

「あっと脱線しかけてるぞまずいぞ、話を元に戻そう」
「君たちの組織に関するデータは現在消去されていることが分かってる、先程も言ったね?」
「しかし組織以外のデータ、言わば記憶からその組織の大まかな所在が割り出せるのではないかと思うんだ」

「例えば日常の所作、言動、習慣ってところだ。人それぞれあるもんさね」

「生身の人間だった頃の記憶や習慣は現在も引き継がれているんだ。今は出しにくいだろうけど」
「日常を色々過ごしていく上でその無意識的にやっていた所作、習慣、好みが現れるかもしれない」

「俺は高所からの落下が好きだったらしいぞ」

「それらを逐一まとめて調査する。気の遠くなる作業かもしれないが、監視体制の転送ログにも残ってないんじゃコレくらいしかできない」
「ゲーム機はそれの一環だよ。君たちにはこの先しばらく普通に過ごしてもらうことにする」


つまりしばらく戦いからは身を引いて過ごすということになりそうである。
だがこれはとても久々な感覚がする。
人ならざるモノとなった我々が、人としての生活を謳歌する…


悪くは無い。むしろ愉快ではないか。


彼らの使命の為、我々の使命の為。

私も日常を謳歌することにした。


それがこの世を護ることに繋がると信じて。

 


Alpha Knights 

Double Interception "Epilogue"

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KBNΘの真名は「アハトナ」でしたとさ。

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↑コレのエピローグでした。こんなところに載せるのもどうかと思うので後でどこかに移そうかな~と考えてます。

おおまかな構想はまとまっていたので文章化はスムーズでしたが、漫画となるとそうもいかない現実。本来はうごメモでやるべきなんだろうけども…ウウム…

あくまで棒バトがメイン、こちらはそれに付随する設定としてお楽しみいただければと思います。

それではそれでは